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Synology、CPUやインターフェイスなど順当に進化した2ベイNAS「DiskStation DS216j」

 Synologyは、2ベイNAS「DiskStation DS216j」を発売した。予想市場価格は2万6000円前後(税込)。

「DiskStation DS216j」

 「DiskStation DS215j」の後継機種で、CPUがAdmada 375 6720(デュアルコア800MHz)からArmada 388 6820(デュアルコア1GHz)に強化されたほか、USB 3.0ポートが1ポートから2ポートに増設されている。転送速度は、読み込み最大112.75MB/秒、書き込み最大97.6MB/秒。書き込み速度が約12%高速化されている。

 OSは、Synology独自の「Disk Station Manager」。ストレージ、データのバックアップ、ファイル共有機能を提供するほか、専用アプリをインストールすることで機能を拡張できる。ルーターのポート転送設定なしで外部からのアクセスを可能にする「クイックコネクト」機能も搭載する。

 iTunes用のストリーミングサーバーのほか、DLNA準拠のメディアサーバーとして利用可能。DLNAに対応した機器のほか、Apple TV、Google Chromecastなどにコンテンツをストリーミングすることができる。iOS/Android向け専用アプリから音楽、写真、動画などの閲覧も可能。

 その他の仕様として、2.5/3.5インチタイプに対応し最大16TBまでサポートする2つのドライブベイ、512MBのRAM、1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-Tの有線LANポートを搭載。また、本体インジケーターLEDの調光機能を備える。本体の保証期間は2年。

 本体サイズは100×165×225.5mm(横×高さ×奥行き)、重さは0.88kg。

本体裏面

(山川 晶之)