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Edgeでウェブ通知が利用可能に、Windows 10 Anniversary Updateに搭載

 今夏に登場予定の「Windows 10 Anniversary Update」に搭載されるMicrosoft Edgeの新バージョン14では、W3Cの仕様に準拠したウェブ通知(Web Notifications)の機能が利用可能となる。

 現在、Insider向けに配布されている最新ビルド「Windows 10 Build 14342」のMicrosoft Edgeに、すでにウェブ通知の機能が実装されている。

 ウェブ版Skype(web.skype.com)など、ウェブ通知に対応するウェブサイトにアクセスすると、通知を許可するメッセージが表示される。[はい]を選ぶとウェブ通知が表示されるようになる。

 Windows 10では、通知がトーストとして表示され、一定時間が経過した後に消える。後からでもアクションセンターで表示された通知の内容を確認でき、アクションセンターでウェブ通知を右クリックすると、通知の有効/無効などを切り替えられる。

 通知を有効にしたウェブサイトは、[設定]の[詳細設定を表示]にある通知の[管理]に項目が追加されるので、こちらでも個別に通知の有効/無効を切り替えられる。

 ウェブ通知に関するW3C仕様では、タイトル、言語設定、テキストのレンダリング方向属性、タグ属性、アイコンのURL、およびウェブページのオリジンが定められており、これをサポートするという。

 なお、FirefoxはすでにWeb Notificationsに対応している。

(岩崎 宰守)