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帰省した実家のWi-Fiルーター、古いものを使い続けていませんか?

「今すぐ読みたい注目記事」コーナーでは、過去に掲載した記事の中から、「今読んでほしい記事」を再紹介しています。記事内容は掲載当時のもので、最新の状況とは異なる場合もあります。

 警視庁より3月に発表された「家庭用ルーターの不正利用に関する注意喚起」を受け、本誌では、アイ・オー・データ機器、NECプラットフォームズ、エレコム、バッファローといった国内のWi-Fiルーターのメーカー4社が加盟するデジタルライフ推進協会(DLPA)に、具体的にはどのように対応したらいいかポイントを聞いた。

 「自動ファームウェア更新機能」と「管理画面へログインするためのIDまたはパスワードの固有化(推測されにくく、1台ごとに異なるパスワードにする)」の2点が重要なポイント。DLPA加入メーカーでは、これらのポイントに対応できる機能・仕様の製品を「DLPA推奨Wi-Fiルーター」として、2019年から使用を推奨している。

 Wi-Fiルーターは長い期間動作させることも可能だが、あまり古い製品だと、進化を続けるサイバー攻撃に対応できない可能性が高い。帰省した際には、実家で古すぎて安全性に問題があるWi-Fiルーターを使い続けていないか、チェックしておくことをおすすめする。

警視庁「家庭用ルーターの不正利用に関する注意喚起」にどう対応したらいい? デジタルライフ推進協会にポイントを聞いた


 以上2つの機能を備えたDLPA推奨Wi-Fiルーターならば、(もちろんセキュリティに「完璧」ということはないが)想定される攻撃に対処できる、というわけだ。

 DLPAに加盟していないメーカーの製品を使っている場合でも、ファームウェアの自動更新とID・パスワードの固有化ができていれば、同様に対策がされた状態だと考えていいだろう。

2023年4月6日掲載の記事で続きを読む