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何度でも蘇る? Windows 10 Mobile搭載スマホの新製品、ドイツ企業が資金募集中

 終息と報じられていたWindows 10 Mobileを搭載したスマートフォンの新製品がIndiegogoに登場し、一部で話題になっている。

 「WINPHONE 5.0」と名付けられたこのドイツ製のスマホは、Snapdragon 617を搭載、メモリ3GB、ストレージ32GB、5インチのIPS液晶を搭載したスマートフォンだが、最大の特徴はWindows 10 Mobileを搭載していること。Windows Phoneは8.1が7月にサポート終了、次いで10月には同社Windows部門の副社長であるJoe Belfiore氏が、バグやセキュリティのアップデートは継続するものの、Windows Phoneの新規の機能追加やハードウェア開発は行わないと表明。これをもってWindows Phoneは事実上終息したと報じられていただけに、意外な展開だ。もっとも、今回のクラウドファンディングの説明を見る限り、それ以前から開発していた製品がいまになって形になっただけのようで、期限まで残り20日を切って集まった額は目標の10%未満と絶望的だ。Windows Phoneの資産の受け皿としては最適なようにも思えるが、このあと一発逆転の目はあるだろうか。