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「せっかくなので資料に」漫画家が火事で全焼した実家写真150枚をダウンロード販売中

 実家が全焼する目に遭った漫画家が、火事で焼け落ちた宅内の内部写真150枚を資料写真としてダウンロード販売する試みを行っており、Twitterを中心に話題になっている。

 これは漫画家の津吹賢(@tsubuki_ken)氏が行っているもの。「つい先日実家が全焼してしまったのですが、せっかくなので資料写真として使ってしまおうとスマホで撮ってきました」とことで、健在だった当時の外観写真に始まり、火事で焼け落ちた玄関や和室、ダイニング、キッチンなどの部屋のほか、ピアノやトイレ、階段、風呂場に至るまで、実際に火災に遭わなければ決して立ち会えない貴重(?)なカットばかり150枚がワンセットで販売されている。同氏いわく「家の中から撮った写真は貴重かと思いますし、150枚ほどのボリュームになりますので参考資料としては十分に使えるかと思います」と気丈なコメント。これを「転んでもただでは起きない」と評するのは簡単だが、いかんせんスケールが大きすぎて不憫でならない。価格も150枚で300円とリーズナブルな設定なので、マンガの背景画像などで資料写真を必要とする人はもちろん、純粋な支援としても、ぜひ購入してあげてほしい。ちなみに販売元のBOOTHは支払う金額を上乗せすることもできるので、支援目的で300円からさらに上乗せすることも可能だ。