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「AirDrop痴漢」に最高1年の懲役または1000ドルの罰金刑、米ニューヨーク州が新法案
2018年12月4日 06:00
日本でもたびたび被害が報告されている「AirDrop痴漢」について、米ニューヨーク州の議会が、罰則を盛り込んだ法案を提出した。このまま可決、施行されるとみられる。
いわゆる「AirDrop痴漢」とは、iPhoneの画像送信機能「AirDrop」を用い、近くにいる人にわいせつな画像をプッシュ送信する行為を指す。受信設定を「すべての人」にしていると、不特定多数から送信された画像がいきなりスクリーンに表示されるため、電車内でこれらを行う愉快犯が近年相次いでいる。今回ニューヨーク議会が提出した法案では「他の人を怒らせたり嫌がらせることを目的に、性的に露骨な画像を送りつける行為」に対し、最高1年の懲役か最高1000ドルの罰金、あるいはその両方を科すというもの。国内では迷惑防止条例違反によって逮捕されるケースが過去に発生しているが、今回の法案は明確にAirDropを対象としている点が新しく、他の州でも追従するケースが出そうだ。ちなみにThe New York Timesによると、Appleはこの件でコメントを拒否したとのことだ。
- Sending Lewd Nudes to Strangers Could Mean a Year in Jail(The New York Times)
https://www.nytimes.com/2018/11/30/nyregion/airdrop-sexual-harassment.html - 国内初? iOSの「AirDrop」を使った電車内でのわいせつ画像送信で会社員逮捕(やじうまWatch)
https://internet.watch.impress.co.jp/docs/yajiuma/1133071.html