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本格普及なるか? 荒らし対策で実装された「ハードウェアBAN」、その仕組みとは

 とある海外製ゲームに荒らし対策として実装されたハードウェアBANが効果を発揮しつつあるとして、一部で話題になっている。

 ハードウェアBAN(HWID BAN)とはその名の通り、ユーザーが利用しているPCなどのハードウェアごとブロックする手法。ユーザーアカウントを個別にブロックするのではなく端末ごとブロックするので、新たにアカウントを作り直しても端末が変わらない限り効果が継続する利点がある。その存在自体は以前から知られていたが、今回かねてよりチート行為が問題となっていたゲーム「Apex Legends」に導入され、チート行為が激減したことで、話題になっているというわけ。PCのパーツを交換すれば再度アカウントを取得することは可能とみられるが、具体的にどのハードウェアがキーになっているのかが非公開であるため、荒らしのユーザーとしても手が出しにくい模様。すでにPUBGなどでも導入済みと言われるこのハードウェアBAN、ネットカフェなどで共有PCごとブロックする副作用があるため導入に慎重な見方もあったが、今回の一件はTwitterのトレンドにも複数回入るなどしており、今後、ゲーム以外への適用など、流れが変わる可能性もありそうだ。