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私生活データを全提供する代わりに生活保護費と同額を支給する実験、参加者を募集中

 部屋にカメラを設置して私生活データを提供する代わりに生活保護費と同額を支給する社会実験プロジェクトが発表され、賛否両論さまざまな意見が噴出している。

 この実験こと「PROJECT EXOGRAPH」は、東京都内23区の30歳前後の人々に支給される生活保護費用(月額13万2930円)を提供する代わりに、その私生活データを全て収集し、その費用を賄うことに挑戦する民間プロジェクト。さしあたっての期間は11月25日からの1カ月で、数名の参加者を募り、実際の部屋にカメラを設置して動画データの収集を行うとしている。消費者行動データとしてのマネタイズを目指すとしており、生活者が普段と変わらない日常生活を送れるよう、人物の顔や身体をCGでマスクするなどして匿名化するとしているが、非常にデリケートな内容とあって、すでに賛否両論さまざまな意見が噴出している。参加者の募集は11月15日まで行われるとのことで、興味のある人はリンク先のプロジェクトページと、実験の狙いや経緯がまとめられたnoteをチェックするとよさそうだ。