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ひいきのチームが負けていたら声のトーンも暗く……Alexaの音声に感情表現が追加へ

 Alexaに感情表現を追加する「Alexa Emotions」がAmazon.comから発表された。まずは英語でのみ提供が開始される。

 これは音声アシスタントAlexaの音声に、感情表現を追加するもの。従来はどのようなシチュエーションにおいても一本調子の回答だったが、「Alexa Emotions」の導入によって、「興奮した」または「失望した」という感情、それぞれ3段階ずつ計6段階のトーンによる回答が可能になる。いまのところ対象となっているのは、お気に入りのスポーツチームの試合結果を尋ねられたとき、負けていれば失望したトーンで回答するといった限定的な用途のようだが、モニターの結果では30%のユーザーが満足したと答えるなど、一定の評価は得られている模様。日本語への対応も含めてまだまだこれからの技術とはいえ、感情の抑揚が付けられるようになったのは、将来的にもエポックメイキング的な出来事と言えそうだ。サンプルの音声はリンク先にある。