やじうまWatch
従わないとハードはゴミに? 米スマートホーム事業者「来週から有料」でユーザー猛反発
2020年5月14日 06:00
スマートホームデバイスを手掛ける事業者が、突如としてサブスクリプション制に移行することを発表し、ユーザーが猛反発する騒ぎになっている。
これは米Wink社が告知したもので、過去7年にわたって提供してきた同社のスマートホームサービスを、月額4.99ドルのサブスクリプション制に移行するというもの。移行しなかった場合は購入済みのハードウェアが使えなくなるわけだが、製品パッケージには永年無料がうたわれていたこと、また、猶予期間がわずか1週間しかないことから、炎上状態になっている。今年頭にも、米国のケーブルテレビ会社が傘下のホームセキュリティサービスを突如打ち切って物議を醸したが、これはサービスの終了にともなう代替サービスへの完全移行ゆえユーザーは従うしかなかったわけだが、今回はいわば「金次第」ということで、より反発も大きいようだ。同社は12日になって猶予期間を1週間延長すると発表したが、方向性そのものに変更はないようで、ユーザーの反発が収まらないまま強行される見通しだ。
- Introducing Wink Subscription(Wink Blog)
https://blog.wink.com/wink-blog/2020/5/6/introducing-wink-subscription - Wink
https://www.wink.com/ - 米ホームセキュリティサービス、高額なハードウェアを買わせたのち事業終了で物議(やじうまWatch)
https://internet.watch.impress.co.jp/docs/yajiuma/1232459.html