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「ボタンに高さのあるキーボードがコロナの感染原因」報道にネットユーザがザワつく

 ボタンに高さのあるキーボードが、新型コロナウイルスによるクラスターが発生した原因とする一部報道に、ネットユーザがざわついている。

 発端は、兵庫県姫路市で医療従事者を含む40人規模の新型コロナウイルスのクラスターが発生し、一人が死亡したとする読売新聞オンラインの報道。亡くなった方のご冥福をお祈りするのは当然として、この件でネットをざわつかせているのが、姫路市が発表した感染原因の一つに、感染した男性医師と周辺スタッフがキーボードを共用していたことが挙げられており、ボタンに高さがあるキーボードだったことから十分な消毒が難しかったと報じられていること。市保健所では重ねて「消毒しやすいよう、ボタンの高さが低いキーボードに切り替えるのも(感染防止には)有効」としているとのことで、ネットユーザの間では、ほぼ全ての製品が当てはまるであろう「ボタンに高さのあるキーボード」という表現にツッコミを入れる人や、「共有端末を使う場合は手指は消毒しマスクもしているから感染原因になりづらいのでは」という指摘のほか、仮に感染原因になるのならどんなキーボードならセーフなのか、さまざまな視点から意見が出されている。ちなみに他のメディアでは、キーボードについて一言も触れていない場合もあるので、ニュースを読み比べてみるのも一興だ。