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Clubhouseの一部データ、中国企業からアクセスできる可能性。スタンフォード大調査

  • tks24

2021年2月17日 06:00

　Clubhouseのデータの一部に中国企業からアクセスできる可能性があることがスタンフォード大学の調査で判明し、物議を醸している。

　これは同大学のサイバーポリシーセンターが発表したもので、送信されているとみられるのはユーザー固有のClubhouseのIDとチャットルームのID。送信先はClubhouseにAPIを提供している上海のソフトウェアプロバイダーAgora社で、つまり誰がどのチャットルームにいたか、Agora社を経由すれば確認できてしまうことになる。同社とClubhouseのつながり自体は当初から一部で噂になっていたものの、データへのアクセスが可能であることが外部の検証によって明らかにされたのはこれが初めて。Clubhouseは音声データを保存しないとされているが、リアルタイムに第三者がアクセス可能であればその前提が崩れてしまうわけで、同センターはそれらの詳しいメカニズムと、主に中国から利用していたユーザーに起こりうるリスクについて、ウェブサイト上で紹介している。