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「コードの無断流用を助長」GitHubのAIプログラミング機能に反発、コード引き上げも

  • tks24

2021年7月6日 06:00

　GitHubが6月29日に公開したAIプログラミング機能「GitHub Copilot」が発端となり、一部のユーザーがソースコードを引き上げるなど、利用者の反発を招いている。

　「GitHub Copilot」は、GitHubに登録された数十億行のパブリックコードを用い、AIとのペアプログラミングを行える機能。少しコードを書いただけで残りのパターンが瞬時に補完されたり、コメントの内容からコードを自動生成するその機能には驚嘆の声も上がっているが、その一方で自身の書いたソースコードをトレーニングデータに使われたユーザーの間では反発の声も上がっている。利用者の一人であるRian Hunter氏は、著作権で保護されているソースコードが無許可で商用ソフトウェアに流用される行為を助長するとし、GitHubに登録されたソースコードを撤収して自身のウェブサイトでの公開へと切り替えたほどだ。「GitHub Copilot」は現在テクニカルプレビューとして一部のユーザーに対してのみ提供されているが、利用者が増えるに従い、こうした反発がさらに強まる可能性もありそうだ。