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Firefoxのユーザー、約3年で4600万人減……その理由を考察したレポートが海外で話題に

 Firefoxのユーザが激減していることについて考察したレポートが海外で話題だ。

 これは It's FOSS Newsが紹介しているもので、それによると、2018年からの約3年間で、Firefoxは約4600万人ものユーザーを失っているというもの。実数で言うと、2018年末のアクティブユーザー数は約2億4400万人だったのが、2021年第2四半期末には1億9800万人に減少しているというもので、同誌では考えられる原因として、Microsoft Edgeの伸長といった外的要因に加えて、大規模なリニューアルでユーザーエクスペリエンスを繰り返し破壊していることや、パフォーマンスが依然改善されていないことを挙げている。Chromiumベースでないウェブブラウザーとしては数少ないFirefoxだけに、反競争的な大手への対抗としてFirefoxを使うべきであると同誌は主張しているが、現時点ではStatCounterのシェアでも、Firefoxは約3%と、Chromeの約65%、Safariの約18%に圧倒的な差をつけられており、Edgeと逆転するのも目前となっている。