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動画配信サービス、認知率および利用率で見ると「勝ち組・負け組」が早くも明らかに?

 近年広がりを見せる動画配信サービスについて、認知率および利用率で見ると「勝ち組・負け組」が早くも明らかになりつつあるようだ。

 これはスパコロの調査により判明したもので、認知率上位の6つの動画配信サービスについて、2021年3月と2022年4月の認知率および利用率を比較したところ、サービスごとに優位な差が見られたというもの。利用率ではトップ3にあたる「Amazonプライム・ビデオ」「Netflix」「TVer」がさらに利用率を伸ばしているのに対して、大きく利用率を落としたサービスもあるほか、認知率については1位と3位の「Amazonプライム・ビデオ」「Netflix」が引き続き大きく伸びた一方で、2位の「Hulu」は微減と、サービスごとに有意な差が見られる。広がりを見せる動画配信サービスだが、どの事業者も無条件に伸びているわけではないことに加え、高い認知率が必ずしも利用率に結びついていないサービスが存在するのも興味深い。もちろん、これは昨年と今年とを比較しただけなので、今回芳しい結果にならなかったサービスはもちろん、今回対象に入っていないサービスも含め、次回は全く異なる傾向が出ている可能性もある。各社の巻き返しに期待しつつ、今後に注目だ。