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「しし座流星群」は今日深夜~18日明け方が見頃、ウェザーニュースがライブ配信も

 株式会社ウェザーニューズは、しし座流星群の活動のピークとされる、11月17日深夜から18日明け方の全国の天気予報を発表。西日本は観測に適しているものの、太平洋側のそのほかの地域では観測が難しい見込みとしている。また、17日20時よりウェザーニュースYouTubeチャンネルでライブ配信も予定している。

 17日10時に同社が発表した予想によると、西日本は高気圧の圏内となり、広いエリアで「バッチリ見られる」とされるが、太平洋側は低気圧の雲が広がり、特に九州南部や沖縄付近などは観測が難しい見込みだという。関東は風の流れの変化の影響を受け、南部沿岸を中心に雲に覆われる予想だ。北日本は日本海側を中心に寒気の影響で雲が広がるが、「すき間から観測のチャンスはありそう」だとしている。

 東京では、17日23時頃から、放射点(流れ星が飛び出してくるように見える天球上の点)のあるしし座が空に昇りはじめる。同じタイミングで月も姿を現すため、今回は月明かりの影響を受けそうだとしている。天文関連のソフトウェアを手掛けるアストロアーツによると、流星の数はピーク時で1時間あたり数個ほどの予想となっているという。

 流星群は放射点の近くほど流れ星が多く見えるものではなく、今回は放射点の近くに月もあるため、月明かりが直接目に入らないように月から離れたところを中心に眺めるのがおすすめだという。同社では「見えたらラッキーという気持ちで、流星観測をお楽しみください。」とコメントしている。

しし座流星群2022ライブカメラ(ウェザーニュースYouTubeチャンネル)