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「時代遅れのデバイスの投棄場になりかねない」EUのUSB Type-C法案がインドに飛び火

 インドがEUと同じく、電子機器の充電ポートとしてUSB Type-Cを義務付けることについて、中央省庁間で合意が得られたことが明らかになった。

 これは電子機器の充電ポートの統一の可能性を探る中央省庁間タスクフォースにおいて、スマートフォンやタブレット、ノートPCといった電子機器の充電ポートとしてUSB Type-C を義務付けることについて、各省庁の代表者間で合意を得たというもの。また、スマートウォッチなどウェアラブル機器についても、段階的な導入を図るべく、サブグループを形成して今後議論していくとしている。言うまでもなくこれらはEUが可決したUSB Type-C義務化法案の影響下にあるもので、消費者問題事務局長のRohit Kumar Singh氏はリリースで「消費者の福祉と回避可能な電子廃棄物の防止のために、均一な充電ポートを採用する必要がある」とその意図を明らかにしている。この件を報じたThe Register誌はこれらの動きについて、追随しなければその国は時代遅れのデバイスの投棄場になってしまう懸念があると指摘しており、他国でも今後同様の動きが進む可能性はありそうだ。