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拡張現実で100インチ相当の画面が使える“ディスプレイレスのノートPC”が試験販売中

 拡張現実で利用することを前提としたディスプレイのないノートPC型デバイスが海外で試験販売中だ。

 Magic Leapの開発に携わっていたスタッフが手掛ける「Sightful Spacetop」なるこの製品、ノートPCからディスプレイ部分をバッサリと取り去ったような奇抜なデザインが売り。ヘッドマウントディスプレイを装着して拡張現実上で100インチ相当の湾曲したディスプレイ領域を利用するため、物理ディスプレイは不要というわけ。OSはAndroidベース、SoCはSnapdragon 864を採用しており、さらにUSB Type-Cポートを通して一般的な外部ディスプレイへの接続もサポートしている。現在はまだアーリーアダプター向けの試験販売の段階だが、本体に収納可能なヘッドマウンドディスプレイとともにハードウェアとしてはすでに完成されており、今後の展開が楽しみだ。ちなみに現時点でのモニター価格は2000ドルと、やや高価に設定されている。