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容量の少なさがむしろレア? 未開封の初代iPhoneがオークションで約2600万円で落札される

 未開封の初代iPhoneがオークションに出品され、約2600万円で落札されて話題になっている。

 このiPhoneは2007年に製造された容量4GBの初代iPhoneで、なんと未開封品。出品したのは同製品の設計に携わった元Appleのエンジニアとのことで、出品先のLCGオークションでは、これ以上に出元がはっきりした製品を見つけることは将来にわたって困難だろうとアピールしていた。オークションは1万ドルからスタートしたのち最終日に急騰、最終的に19万373ドル、日本円にして約2600万円で落札されるに至った。発売当時の価格は499ドルだったため、この16年で約380倍に膨らんだことになり、また同製品の過去の最高落札額である約6万3000ドルをも大きく上回る結果となっている。この初代iPhoneの4GBモデルは容量の少なさから早い時期に生産が中止されており、今回それが逆に値上がりを招いた格好になっているのが面白いところだ。