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昭和生まれには懐かしい「NHK時計」のアプリ、SNSで再び脚光。それに至る経緯とは

 昭和生まれにとっては懐かしいデザインのNHK時計のアプリが、X(旧Twitter)で注目を集めている。

 「NHKとけい」は、かつてNHK放送で時刻を伝えていた時計をデザインそのままにスマホで表示できるようにしたアプリ。背景に青のストライプと木目を選択でき、時報の音も当時そのままというのが特徴だ。リリースされたのは2009年と今から15年も前なのだが、ここ数日、X(旧Twitter)で突如として脚光を浴びている。発端は、この時計の出自を知らないユーザーが、アプリとしての機能の少なさにツッコミを入れるポストをしたことで、それに対してこの時計をテレビで慣れ親しんでいたユーザーからの反論が殺到。これら一連のやり取りがアプリの存在を知らなかった人達のところまで到達したことで、あちこちで「懐かしい」という声が上がり、つられてインストール数も増加しているというわけだ。ちなみにこのアプリ、リリース前にはWindows Vista用のウィジェットが配布されていた時期もあり、そちらは知っていたが、スマホアプリに移植されたことは知らなかったという人もいる模様。アプリ自体は今なおアップデートもされているので、使ってみるなら今がチャンスだ。