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Windows 11に追加された「Sudo」、Windows Serverではサポートされないことが確定

 Windows 11にMicrosoftが追加したSudoコマンドは、Windows Serverではサポートされないことが明らかになった。

 2月8日にリリースされた「Windows 11 Insider Preview」のBuild 26052では、Linuxではおなじみの「Sudo」コマンドが「Sudo for Windows」として新たに追加された。多くのユーザーには好評をもって迎え入れられたわけだが、並行して「Windows Server Insider Preview」でも、Sudoを有効化するための設定が見つかったことから、こちらもサポートされるらしいという噂が一部で広がっていた。しかしMicrosoftによると、これらの表示は誤りで、今後Windows Serverではサポートする予定はなく、万一有効化できてしまった場合も、将来のビルドでは無効化されるとのこと。理由については明らかになっていないが、Sudoは管理者権限でコマンドを実行できることから、よりセキュリティが重視されるWindows Serverでサポートが見送られたのは、自然な成り行きと言えそうだ。