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「お笑い芸人採用、はじめました」大阪のIT企業が本気の募集! プログラミング経験は「必須ではない」

 大阪に本社を構えるIT企業の株式会社コンピュータ技研は7月25日、お笑い芸人の夢を追いながら、システムエンジニアとしての仕事ができる「お笑い芸人採用」の開始を発表した。

 ブレイク前のお笑い芸人の働き方を調査した結果によると、お笑い芸人としての1カ月の収入が1万円に満たないケースが85%を超えており、多くのはアルバイトで生計を立てることになるが、低収入状態が続いているという。

 そこで、同社は芸人の夢を追う人に向けたキャリアの選択肢の提供として、お笑い芸人のシステムエンジニア採用を始めた。同社には代表も所属する「漫才部」があり、「M-1グランプリ」への挑戦や自社イベントとして寄席を開催するなどの活動をしている。また、地域のお祭りとしての寄席の開催、製品を紹介するための漫才制作依頼など、漫才活動の広がりもみせているという。

 今回の「お笑い芸人採用」は、あくまでもブレイク前のお笑い芸人を対象にしているということで、「お笑い芸人が諦められない、お笑い芸人として活動したいが何かしらの制約がある人」などのユニークな応募条件が設けられている一方、プログラミング経験は「必須ではない」とされている。同社は大阪のほか東京などにもオフィスを持つが、勤務地は大阪となるようだ。

 同社のウェブサイトも、全ページに「ツッコミ」ボタンがあったり、漫才の掛け合い風のコンテンツがあったりと、遊び心にあふれたつくり。「Recruit」メニューから、人材募集の詳細を確認できる。