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非公開化されたXの「いいね」、第三者から閲覧可能な方法が存在していたことが判明

 非公開となったはずのX(旧Twitter)の「いいね」が、非公開化直後の段階では、第三者から閲覧できる方法が存在していたことが明らかになった。

 Xでは、これまで誰からも見える状態だったXのプロフィールページの「いいね」タブを自分以外からは見ることができなくなるなど、6月12日に仕様変更が行われた。他人に興味関心を覗き見されるのを嫌って「いいね」を利用することをためらっていたユーザーからは概ね歓迎の声が上がる一方で、ある日いきなり公開状態に戻るのではないかと疑う声も見られたが、海外メディア「9to5Mac」の報道によると、セキュリティインシデントにより、非公開となって以降も一部ユーザーの「いいね」を第三者が閲覧できる方法が残っており、Xが該当ユーザーにメールで謝罪していたとのこと。同メディアの記事では具体的なセキュリティインシデントの内容や発生規模などの説明はなく、問題はすでに修正済みとのことだが、セキュリティ上の問題や設定不備などのトラブルにより「いいね」が第三者から見える状態になりうることについては、用心しておくに越したことはないだろう。同メディアでも「『いいね』の数は現在も表示されている」などと、「いいね」に関するデータが厳重に秘匿されているわけではないことを示唆している。