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目からウロコの発想。AirTagを活用して郵便物泥棒を捕まえる方法が海外で話題に

 海外で考案された、AirTagを活用して郵便物泥棒を捕まえる方法が一部で話題になっている。

 荷物が行方不明になるのを防ぐためにAirTagを使うのは一般的となっており、なかでも旅行者がスーツケースにAirTagを忍ばせておくのは、すでに常識になりつつある。もっとも、これらは手元にある荷物にあらかじめAirTagを仕込んでおく必要があり、例えばECサイトから届いた荷物が郵便受けから盗難に遭うといったケースには全く無力だ。今回、こうした郵便受けからの荷物の盗難に頭を悩ませていたカリフォルニア州サンタ・バーバラ在住の女性がとった方法は、AirTagを封入した小包を自分宛に送り、郵便物の中に忍ばせておくという方法。果たして目論見はズバリ的中し、盗まれた小包を約100km離れた同州サンタマリアまで追跡。警察との連携で2人の容疑者を検挙し、該当の小包と、その他12人以上の被害者から盗まれた荷物を発見したという。この件を報じた「9to5Mac」は、AirTagが(ストーカー行為のような)犯罪を引き起こすのではなく、犯罪を阻止するのに使われるのはよいことだとコメントしている。