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やっぱり無理? MicrosoftがWindowsのコントロールパネル「廃止」の文言を削除

 Windowsのコントロールパネルの今後について述べたMicrosoftのサポート文書が修正され、「廃止」という表現が削除されたことが明らかになった。

 先日紹介したWindowsのコントロールパネルが廃止されるというニュースは各所で話題になったが、この根拠だったのが、Microsoftがサポートページに掲載した文書で用いていた「deprecated」(廃止予定の、非推奨の)という表現だった。具体的には「コントロールパネルは、よりモダンで合理化されたエクスペリエンスを提供する設定アプリに置き換えられ、廃止される予定(deprecated)です」と説明されており、同社がコントロールパネルの廃止を初めて明言したと話題になっていた。ところが先日になって、この文書から「deprecated」という単語が消滅し、「コントロールパネルの設定は、よりモダンで合理化されたエクスペリエンスを提供する設定アプリに移行中です」と、現在進行中の事実を羅列しただけの説明へと変更されたことが明らかになった。詳しい事情は不明だが、廃止に関係する表現だけを取り下げている点からして、同社がかなり神経質になっていることは間違いなく、まだ数年、もしかすると10年以上は、コントロールパネルが現役であり続ける可能性もありそうだ。