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偽ブランド品対策に効果あり? メルカリ、「あんしん鑑定」をデフォルト許可に変更へ

 メルカリでの出品にあたり、外部業者による真贋鑑定サービスが許可された状態が標準となるよう、設定が変更されたことが明らかになった。

 これは今年3月にスタートした「あんしん鑑定」と呼ばれる機能で、これを購入者が要求すると、出品者が鑑定専門の外部業者へと商品を発送。鑑定基準を満たした場合は鑑定手数料は購入者持ちで取引が実行され、鑑定基準を満たさず正規品と断定できなかった場合は取引が自動的にキャンセルとなり、購入者に商品代金と鑑定手数料が返金されるとともに、返送料が出品者に請求されるという仕組みだ。有料オプションであるこの機能、従来より利用することを許可するか否かを出品者が指定できたが、今回の設定変更により、デフォルトで許可されるようになった。出品者自ら不許可へと変更することもできるが、そうしてしまうと疑わしい品であることを自白しているようなものととられかねないため、実質的に強制とも言え、より安心して買い物ができるようになるというわけだ。

 この「あんしん鑑定」、まれに発生する真贋の判定ミスがSNSなどで大きく話題になる場合もあるが、今回のルール変更でその存在を知り、安心できる機能として興味を持った人も多いようだ。ちなみに現時点での対象カテゴリーは「スニーカー」「バッグ」「トレーディングカード」の対象ブランドのみとなっている。