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メルカリが「禁止されている出品物」に同人グッズを追加も、同人誌は変わらず野放し?

 メルカリが出品物にまつわるガイドを改定し、権利侵害の恐れがあるキャラクターの素材や生地を使用した商品の出品を9月1日から禁止することを明らかにした。これと並行し、同人誌についても出品禁止の徹底を求める声が上がっている。

 今回、違反物として追記されたのは、権利侵害の恐れがあるブランド名やキャラクター名などを商品名や説明に記載した製品、ならびに第三者が権利を有するロゴやデザインと酷似した製品。つまり、知的財産権を侵害する商品の出品をより明確に禁止するルールなのだが、この件をきっかけに、同人誌についても出品禁止の徹底を求める声がSNSで多数上がっている。というのも、同人誌は、今回と同じ違反物リストに「許諾なくキャラクターなどを使用したハンドメイド品、同人誌など」という項目で以前から名を連ねていながら、「本・音楽・ゲーム」カテゴリ内に「同人誌」という分類があり、その中には「許諾なくキャラクターなどを使用したハンドメイド品、同人誌など」に該当しそうな商品が多数出品されているからだ。なお、これら二次創作物の販売については、絵本などを手掛けるブロンズ新社が同社の見解をまとめたマンガをTwitterにアップしているので、ピンと来ないという人はぜひチェックしておきたい。