やじうまWatch

ブラックフライデーに使う予算、米国では1人10万円近く。日本との温度差が明らかに

 ブラックフライデーに使う予算は1人あたり650ドル――そんな米国での調査結果が発表された。

 これは米デロイトコンサルティングが米国の1200人の消費者を対象に実施したもので、ブラックフライデーからサイバーマンデーにかけての期間(11月28日~12月2日)に買い物をする意向があると回答した人は全体の約80%、また、買い物に費やす予算は前年から15%増加し、1人あたり650ドル(約9万8000円)に上るという。この予算額は2021年以降、年に十数%ずつ伸長してきたが、今年の伸び幅はここ数年でも最大。なかでもZ世代については3年間で25%も増加しているという。オンラインと店舗での支出の予想増加率を見ると、店舗では5年間で3%しか伸びていないのに対して、オンラインでは10%も伸びているなど、よりオンラインの比重が高まっている。

 一方で日本におけるブラックフライデーの予算は、買い物情報サービス「トクバイ」のユーザー5907人を対象に行われた調査によると、平均で1万4911円。また、買い物の意向があると答えた人は50.9%にとどまるなど、米国と比べてかなりの温度差があるようだ。