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AIに対する期待値、先進国と新興国とで差? Googleらの調査で明らかに

 AIの利用が世界的に広まる一方で、先進国と新興国とで、AIに対する期待値に差があることが明らかになった。

 これはGoogleとIpsosの共同調査によるもの。2024年には世界の人々の48%がAIを使用しており、メキシコ、ナイジェリア、南アフリカなどの新興国で58%とAIの導入をリードしているという。一方で、米国およびカナダでは29%にすぎず、残り71%の人々はAIを意識して使用していないとしている。また、新興国の人々は、AIが自国の経済に良い影響を与えると楽観的に捉えている点も報告されている。なお、海外メディア「Digital Information World」のアナリストは、こうした先進国と新興国の差のほか、男女格差についても指摘しているが、元の調査レポートではAIに対する世界的な楽観論が高まりつつあると結論付け、こうした課題に目を向けていないとして非難している。