やじうまWatch

意図的? ミス? Windows 10のスタートメニューに最近開いたファイルが表示されなくなる不具合

 Windows 10でこれまで使えていた機能が、アップデートによって使えなくなったことが判明し、さまざまな憶測を呼んでいる。

 10月14日でサポートが終了するWindows 10だが、今なおWindows 10を使い続けているユーザーは多く、MicrosoftはこうしたユーザーをWindows 11に移行させようと促しているのはご存知の通り。これと関連してかは不明だが、最近になってWindows 10のスタートメニューからジャンプリストが削除されたことが判明して波紋を呼んでいる。これはセキュリティアップデート「KB5055518」をインストールしたのち、スタートメニューから各アプリのアイコンを右クリックしても、ジャンプリストが表示されないというもので、海外メディア「Windows Latest」がユーザーからの報告を受けて調査を行ったところ、社内全てのWindows 10マシンで同じ挙動が確認されたという。単なるミスによる不具合の可能性もあるが、海外メディア「XDA」では「これは意図的な変更であり、Windows 10のサポートが正式に終了する前にユーザーにアップグレードを促すための、またしても必死の試みであるようにも思えます」と、故意に削除された説を唱えている。ちなみにこの変更はKB5055518の変更ログでは触れられておらず、また、メディアからの問い合わせにMicrosoftからの回答も今のところないようだ。