やじうまWatch

Xが“新Twitter計画”の米企業を商標権侵害で提訴、「ブランドは変更しても商標は放棄せず」

 Twitterの名を持つ新SNSを計画していた米ベンチャー企業に対し、Xが訴訟を起こしたことが明らかになった。

 これは「オペレーション・ブルーバード」を名乗る米バージニア州のベンチャー企業が、Twitterの名を持つ新たなSNSを立ち上げる目的で、Xが保有している「Twitter」および「tweet」の商標の登録を取り消すよう米国特許商標庁に請願書を提出していたことに対するもの。Xは、Twitterの商標は引き続き同社が独占的に所有しており、ブランド変更は商標権の放棄にはならないとし、逆にこのベンチャー企業を商標権侵害で提訴している。

 興味深いのは、Xが「ユーザーは引き続きXを『Twitter』、投稿を『tweet』と呼び続けており、一部のウェブサイトではTwitterの鳥の形をしたファビコンが依然表示されている」と主張していることだ。Xのリブランディングの遅れや行き違いを、そのままTwitterというブランドの有効性の根拠としているかたちと言える。

 ちなみにイーロン・マスク氏は2023年7月に「我々はTwitterというブランドに別れを告げ、そして徐々に全ての鳥にも別れを告げるだろう」と、ブランドの終了と取れるポストを行っており、こうした過去の発言がどう判断されるかも注目される。