2010/03/29~04/04


発売直前「iPad」の機能紹介動画、米Appleが一挙公開
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20100330_357836.html
「iTunes 9.1」公開、iPadとの同期に対応
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20100331_358072.html
「iPad」の商標、富士通がAppleに譲渡
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20100329_357676.html
 米Appleは、タブレット型端末「iPad」を4月3日に米国で発売した。日本での発売は4月末の予定で、米国での発売に先立って、3月30日にはiPadに関する機能の紹介動画が公開された。

 注目の電子書籍リーダーソフト「iBooks」は、画面上の本棚から本を選択し、書籍はページの端をタップするとページがめくれるといった操作体系になっている。単語を選択すると、内蔵辞書で意味を調べられるほか、本の中の単語検索と同時にWeb検索も行える。電子書籍ストアの「iBookstore」では、書籍を24時間365日購入できる。購入時には、書籍の表示画像、紹介、ユーザーレビュー、評価が表示され、購入前にサンプルをダウンロードできる。

 このほか、Appleのサイトでは、Webブラウザー「Safari」やYouTubeの再生機能、Mail、Photos、Videos、iPod、iTunes、Keynote、Pages、Numbersなど、各種の機能を紹介する動画を公開している。

 iPadの発売に合わせた動きとしては、コンテンツ管理ソフト「iTunes」もiPadに対応した最新版「iTunes 9.1」が公開された。また、富士通が米特許商標庁に「IPAD」を無線端末の名称として申請していた問題についても、商標がAppleに譲渡されたことが確認されている。

MS、IEの修正パッチ「MS10-018」を緊急リリース
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20100331_358045.html
 マイクロソフトは3月31日、修正パッチ「MS10-018」を公開した。Internet Explorer(IE)に関する10件の脆弱性を修正するもので、うち1件は既に悪用が確認されているため、月例の修正パッチとは別に、定例外でのリリースとなった。脆弱性の最大深刻度は、4段階で最も高い“緊急”。対象となるOSは、Windows 7/Vista/XP/2000およびWindows Server 2008 R2/2008/2003。対象となるブラウザーはIE 8/7/6/5.01。

医薬品通販規制に対する行政訴訟、「省令は合憲」として訴え棄却
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20100330_357945.html
 2009年6月に改正薬事法が完全施行されたことに伴ない、一般用医薬品の通販が厚生労働省令で規制されたことに対して、ケンコーコムとウェルネットの2社が国を相手に省令の無効確認などを求めた行政訴訟の判決が3月30日、東京地方裁判所であった。判決では、省令は違法・違憲ではないとして、訴えを棄却。ケンコーコムの後藤玄利社長は「国側の主張を全面になぞっただけの、極めて不当な判決」と語り、控訴する方針を明らかにした。

月額490円・10GBの仮想専用サーバー「ServersMan@VPS」提供開始
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20100402_358452.html
 ドリーム・トレイン・インターネット(DTI)は4月1日、仮想専用サーバー(VPS)サービス「ServersMan@VPS」の提供を開始した。 HDD容量10GB、メモリー容量256MBの「Entryプラン」は月額490円で、初期費用は無料。「ServersMan@VPS」は、仮想化技術により構築された仮想サーバーを、root権限ありの専用サーバーとしてユーザーにレンタルするサービス。フリービットの「ServersMan」機能を標準搭載し、クラウド上のストレージとしての利用も可能。IPv6にも標準対応する。

音楽ネット配信の権利処理を一元化、「Fluzo」が4月1日スタート
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20100331_358108.html
 音楽のネット配信に関する権利処理作業を効率化するために設立された一般社団法人「著作権情報集中処理機構(CDC)」が、著作権情報の集中処理システム「Fluzo」の運用を4月1日に開始した。Fluzoは、著作権管理事業者4団体の権利情報を集約したデータベースで、配信事業者はFluzoを参照するだけで、4団体の作品コードを横断的に検索できるようになる。サービス開始時点でFluzoを導入することが決まっている配信事業者は、エクシングやドワンゴ、サミーネットワークスなど10社。2010年度内には約50社の導入を見込んでいる。

スピッツのCDなど、USTREAMでBGMに使用可能、MySpaceが許諾契約
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20100330_357952.html
 マイスペースは3月30日、SNS「MySpace」におけるライブ配信ストリーミングサービス「USTREAM」の楽曲利用について、スピッツや坂本龍一らの音楽著作権を管理するジャパン・ライツ・クリアランス(JRC)との間で暫定許諾契約を締結したことを発表。関係権利者の同意があった楽曲を「ホワイトリスト」として公表し、これらの作品については、映像中継の際にユーザー自らが演奏・歌唱できるようにしたほか、一部の楽曲については中継の中で使用できるようにした。マイスペースでは、 USTREAM日本法人設立までの間、楽曲利用に関する権利処理を代行。日本音楽著作権協会(JASRAC)との間でも、許諾契約に向け調整を進めている。


関連情報

(編集部)

2010/4/5 11:45