2009年にいちばん読まれた記事は「Windows 7」


Windows 7発売記念の数量限定パッケージ

 INTERNET Watchで今年1年間(2009年1月2日~12月24日)に掲載したニュース記事について、アクセス数をもとに上位20本をランキング化した。

 6月26日付の『「Windows 7」の価格発表、Vistaからの移行キャンペーンも開始』がトップになったほか、4位や10位、13位、17位に「Windows 7」関連記事がランクインするなど、新OSへの注目度の高さが伺えた。

 マイクロソフトについては、Internet Explorer 8(IE8)関連で1月27日付の『IE8インストール時の注意点、Windows XP SP3の場合は要確認』が3位に入ったほか、IE8正式版の公開を伝える記事が11位と12位にランクインした。

 さらにマイクロソフト関連では、「Windows Vista SP2」公開を伝える記事が6位と19位、無料セキュリティソフト「Microsoft Security Essentials」関連記事が15位だった。無料セキュリティソフトでは、「AVG Anti-Virus 8.5」日本版の記事も16位と健闘した。

 また、違法配信されている音楽・映像を違法と知りつつダウンロードする行為を禁止する、いわゆる“ダウンロード違法化”を盛り込んだ改正著作権法が参議院で6月に可決・成立したことを伝える記事が2位にランクインした。改正著作権法は2010年1月1日に施行される。

 2008年の年間ランキングではトップ3を独占したGoogle関連のニュースだったが、今年は12月に公開した「Google日本語入力」の記事が最高で5位。そのほか、次世代コミュニケーションプラットフォーム「Google Wave」関連記事が9位、無料DNSサービスに関する記事が14位、「Google Chrome 2.0」関連記事が18位に入っている。

 このほか、「甚大なトラブル」が発生したとしてサービスを全面停止した同窓会サイト「この指とまれ!」、情報処理推進機構(IPA)の職員による個人情報流出などの事件に関する記事もトップ20にランクインしている。

順位記事名掲載日
1「Windows 7」の価格発表、Vistaからの移行キャンペーンも開始6/26
2改正著作権法が参議院で可決・成立、「ダウンロード違法化」など6/12
3IE8インストール時の注意点、Windows XP SP3の場合は要確認1/27
4Windows 7に「Windows XPモード」、仮想環境で提供4/27
5グーグル、日本語入力ソフト「Google日本語入力」を公開12/3
6「Windows Vista SP2」が公開5/26
7この指とまれ!、「甚大なトラブル」でサービス停止中5/7
8PCが起動しない――ウイルス「Win32/Daonol」の問い合わせ相次ぐ10/27
9米Googleが次世代通信プラットフォーム「Google Wave」発表5/29
10「Windows 7」ベータ版公開、一般ユーザーへの提供は9日から1/8
11「Internet Explorer 8」正式版が3月20日に公開3/19
12「Internet Explorer 8」正式版のダウンロード提供が開始3/20
13「Windows 7」は2009年末にも発売、Microsoftが見通しを発表5/12
14「Windows 7」ベータ版公開、一般ユーザーへの提供は9日から1/8
15Googleが無料DNSサービスをテスト公開、Webの高速化が目的12/4
16無料セキュリティソフト「AVG Anti-Virus 8.5」日本語版公開3/4
17Windows 7でXP用アプリを動作させる「Windows XP Mode」RC版公開8/5
18「Google Chrome 2.0」公開、フルスクリーンモードなどの新機能5/22
19マイクロソフト、「Windows Vista SP2」正式版を提供開始5/27
20IPA職員がファイル交換ソフトでウイルスに感染、写真など流出1/4

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(編集部)

2009/12/25 16:46