2009年のインターネット120大ニュース[1月~3月]
INTERNET Watchで2009年に掲載したニュース記事の中から、アクセス数をもとに月ごとの10大ニュースを選出し、今年を代表する合計120本の記事を4回に分けて紹介する。1回目は、1月から3月のニュース。
●1月:「Internet Explorer 8」リリース候補版公開
「Internet Explorer 8(IE8)」のリリース候補版が公開されたことを伝える記事が9位に入っているが、それに関連する『IE8インストール時の注意点、Windows XP SP3の場合は要確認』という記事が、アクセス総数で2位にダブルスコアの大差をつけて1位になった。掲載当初に多く読まれたのはもちろん、4月・5月にはIE8の自動更新による配布が告知・開始されたのに関連してか、再びアクセスが増加したほか、12月に入ってもまとまった数のアクセスがあり、年間通じて関心を集めているようだ。年明け早々、『ひろゆき氏、「2ちゃんねる」を海外企業に譲渡』(5位)というニュースもあった。
●2月:Googleで検索結果がすべて「危ないサイト」になるトラブル
2月1日午前0時を挟んで30~40分程度の間、Googleで検索すると、すべての検索結果に「このサイトはコンピュータに損害を与える可能性があります。」との注意書きが。検索結果のリンクをクリックしても警告ページが表示され、検索結果にジャンプできなくなる事態が発生した。原因は人為的ミス。このトラブルを伝える第1報が4位、続報が1位だった。
●3月:「Internet Explorer 8」正式版公開
IE8についての記事が1位、2位を独占。1月のリリース候補版に続き、3月は正式版公開で関心を集めた。3位の「AVG Anti-Virus 8.5」の記事は、掲載当初のアクセス数は飛び抜けて多かったわけではないが、その後も多く読まれ、結果的に3位に入った。無料セキュリティソフトについての情報のニーズが多いことがうかがえる。なお、10月には新バージョンの「AVG Anti-Virus 9.0」も公開されている。
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2009/12/21 14:00
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