タイマー付きで、複数の行動を並行して記録できる「Yomo」
アプリ名 | Yomo(Ver.1.2.6) | |
こんなときに | 日々の行動を記録したい。努力した達成感を味わいたい。 | |
価格 | 無料 | |
配布 | hayashi ryota (C) Ryota Hayashi | |
URL | http://itunes.apple.com/jp/app/id458919566 |
●ホーム画面からショートカットタップで行動記録。積み重ねを累計時間で確認できる
何か達成したい目標があって努力しているとしても、疲れや落ち込みから、ときに怠けたくなることもあるだろう。そんなときに密かな励ましになるのは、「ずっと続けてきている」という事実ではないだろうか。1日1時間やろうと思っていることが、仮に10分しかできない日があっても、それでもやったという事実が記録でき、累積時間は確実に増えているということが実感できれば、また明日取り返そうという気持ちになれたりする。今回ご紹介する「Yomo」は、そんながんばりをサポートしてくれるアプリである。
「Yomo」は、複数の行動を同時に記録できる、タイマー機能付きの時間管理アプリだ。計測中にアプリを終了させても記録でき、記録中の行動があるときは、アプリのアイコンのバッジとしてその数を表示する。
記録する行動は、「タイムスタンプ」と「期間」のいずれかで、名前をつけて自由に登録できる。「タイムスタンプ」は出社時刻、退社時刻、到着時刻といったものが対象で、「期間」は、仕事や休憩時間など、開始と終了時刻の両方の記録を必要とするものだ。
記録されたデータは、過去3週間分をグラフとして見られる。グラフでは、いつ何時から何時まで行ったかというデータと、累積時間の2種類が確認できる。同時に表示する行動を自由に選べるので、いつ仕事をしていつまで休んだかなどの時間の使い方を再確認できるだけでなく、がんばり具合が累積時間として可視可されるため、続けたいことがある方は、励みにできるというわけだ。万が一記録を忘れても、仮保存したデータの開始と終了時刻を修正すれば登録できるので安心だ。
「タイマー」は、なんでも自由に時間を決めて行うというより、その日に行うべきタスクを登録し、きっちり指定時間分実行するための存在するといっていいだろう。設定で任意の行動とひも付けておけば、行動の記録に含めることができる。一般的なタイマーは、残り時間が0になれば終了だが、「Yomo」では延長できるところもユニークだ。あと少しで読み終わるのでもう少しがんばりたい、というときに活用できる。
便利なのは、登録した「行動」のアイコンを、ホーム画面にショートカットとして保存できることだ。これで、アプリを起動しなくても、目的のアイコンをタップするだけで記録と停止が可能になるので、ぜひ活用しよう。
「タイマー」を表示するのに、行動一覧の画面を下にドラッグしたり(一覧に戻るには、タイマー画面を上にドラッグする)、グラフを見るには各行動名の右側にある[▼]ボタンをタップする、任意の行動を開いてメモリのついたバーを横にスライドさせると時刻を修正できる、など、使い始めは少々戸惑う部分もあるかもしれないが、1度試せばすぐに慣れるだろう。
初回起動時の「Yomo」 | 記録したい「行動」を追加していく | アイコンには自由に色をつけられる | 登録した「行動」の例。記録を開始すると、記録時間が表示される |
ホーム画面にショートカットを追加できる | アイコンの名前は自由につけられる | 「切り替えオプション」を有効にすると、すでに記録中の行動を停止した上で記録を開始できる | 下段中央のアクションボタンからホーム画面にアイコンを追加する |
ショートカットを作成した例。アプリのアイコンには、記録中の行動数がバッジで表示される | フォルダ化しておくと移動に便利 | アプリ内で記録を開始するときは、各行動を開いて開始ボタンをタップ | 行動名の右にある[▼]をタップすると、拡大縮小可能なグラフが現れる |
「一覧」を開くと、記録の履歴が表示される | 「一覧」から特定の記録を選択すると、開始時刻と終了時刻の編集および削除ができる | うっかり記録し忘れても、ダミー記録を編集すれば登録できる | 行動の「設定」を開いた状態。グラフの色を指定しておくとアイコンにも反映される |
「タイマー」を利用するときは「タスク」を追加する。複数追加しても自動的に連続してカウントされるわけではない | タイマー実行中の画面 | タイマー終了後、同じ時間を延長できる | アプリ全体の設定画面 |
関連情報
2012/7/25 06:00
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