テレワークグッズ・ミニレビュー

第132回

自宅の玄関に顔認証を!! スマートロックの最新版「ロックUltra」+「顔認証パッド」を速攻レビュー

Amazonスマイルセールで特別価格で予約受付中

SwitchBotの最新スマートロック「ロックUltra」と「顔認証パッド」を一足先に試してみた

 我が家ではいろいろとスマートホーム機器、IoT機器を導入しているが、おそらく家族も含めてもっとも活躍しているのは、スマートロックだ。玄関のドアにつけることで、鍵を使わずにスマホなどで錠を開閉できるものだ。

 いちいちスマホを操作するなら、鍵を使うのとさほど手間は変わらないかもしれないが、筆者宅で使っているSwitchBotのスマートロックは、なんと指紋認証にも対応している(関連記事参照)。だからわざわざスマホを出す必要もなく、指先ひとつで解錠できる。これがめちゃくちゃ快適なのだ。

これまで使っていた従来モデル「ロックPro」と「指紋認証パッド」。指紋認証に対応したおかげで劇的に使い勝手がよくなった

 おかげで家鍵を持って出歩くことはなくなった。以前であれば、鍵を会社に置き忘れたり、玄関前でカバンの中の鍵を探したりすることもあったが、今ではそういったトラブルとは無縁だ。さらに、会社に向かう電車の中で、「鍵を閉め忘れたかも」と不安になった場合も、スマホから施錠状態が確認できるうえに、リモートでも施錠できる。我が家の場合、義父がよく鍵を閉めないで出かけてしまうが、長時間施錠されていないと、スマホに通知が届くので、そういった場合も遠隔地からでも施錠できる。義父が鍵を持って出ていなくても、指紋認証や暗証番号で開けられるから、閉め出す心配もない。

 とにかく一度この便利さを経験したら、もう前の生活にはもどれない。それがスマートロックだ。

 ただし全く不満がないわけではない。一番の問題は、以前対応策を書いたが(関連記事参照)、なにかしらの不具合で解錠ができなくなるケースだ。電池切れもあるが、それ以外にもなぜか開かなくなったことが過去に2回ある。精密機器を使っていて、思わぬトラブルに見舞われることはどうしてもあるので、その対策はしておく必要はあると思う。

 それ以外だと、指紋認証がうまくいかないことはときどきある。これはこの製品に限ったことではなく、他のどんな指紋認証でもあることでだが、特に義父は指紋認証がうまくいかないことが多い様子。また、娘もまだ5才で成長中なので指紋認証は使えない。二人とも暗証番号で開けられてはいるが、玄関が道に面したお宅などだと、のぞき見られる心配もあって、あまり暗証番号は使いたくないだろう。

指紋認証が使えるのはめちゃくちゃ便利。だけど家族によっては使えないのが難点

 あとは、指紋認証がうまくいっても、実際に解錠されるまでに時間がかかることがある。問題ないときもあるのだが、なにかスリープにでも入っていたかのように時間がかかったり、うまくいかなかったりすることもある。

 もはやなくてはならない存在だが、生活に密着しているからこそ、ちょっとした不満も大きく、もっといいものが欲しくなってくる、というのが本音だ。

SwitchBotから新しいスマートロックと顔認証パッドが登場!!

 そんな気持ちが伝わったのか、SwitcBotから新しいスマートロックが登場した。筆者宅で使っていたのがこれまでの最上位モデル「ロックPro」だが、今度のはさらに上をいく「ロックUltra」だ。

ロックUltra

 そして合わせて登場したのが、指紋認証だけでなく、顔認証に対応した「顔認証パッド」だ!

顔認証パッド

 なんと今度は顔認証に対応したのだ。これがあれば義父も娘も暗証番号なしで解錠できるし、筆者も雨で指が濡れていたりすると指紋認証が使えなかったが、今度は両手が塞がっていても解錠ができるということ。これはスゴい!

 しかもロックUltraと顔認証パッドは常に無線で接続された状態になっているとのことで、解錠までの時間も短くなっているとか。おそらくだが、ロックProであった、指紋を認証してから解錠するまでの“待ち”が解消されるということだろう。それはうれしい!!

 他にも、ロックProでは標準だと乾電池式だったのが標準で充電可能なバッテリー式になり、顔認証パッドも充電可能な内蔵バッテリー式になった。また、施錠、解錠時の音も気になったが、モーター音をおさえたナイトモードというのもあるらしい。

ロックUltraでは標準でバッテリー式になった。CR123Aリチウム電池はバッテリーがなくなった時、充電中に使うための予備電池で、さらにその電池がなくなった場合にも、「微電流解錠機能」で応急解錠ができる

 実際に触ってみないとなんとも言えないが、ロックProを使っていて「ここがなぁ」と気になっていた部分にとことん手を入れてきた、そんな製品だ。

 ということで実際にはまだ発売前なのだが、レビュー用として一足先に製品を送っていただいた。なお、Amazonでは予約受け付け中なのだが、スマイルSALEでタイムセール価格になっている。記事を読んで気になった人はチェックしてほしい。

既存のスマートロックを全て古いものにする超進化!!

 というわけでまだ製品が届いて間もないのだが、速攻でレビューをお届けしたい。

 まずはロックUltraについて言わせて欲しい。正直「なんじゃこりゃ~!」と驚くほどの超進化だ。

 というのも、従来のスマートロックであれば、モーターなどが入った本体部分と、ドアに貼り付ける足の部分に分かれていて、取り付け時に高さを調整する仕組みだった。だから横から見れば、金属の足の部分が丸見えだし、サムターンをつまんでいる部分も横から見ればまる見えで、ひいき目に見ても後付け感はたっぷり。でも他社製品も含めてスマートロックはそれが当たり前だった。

 ところがロックUltraには、従来製品なら当然あるはずだった足のパーツがない。そしてサムターンをつかむ部分も、これまでであれば横から見える形状だったのが、袋状になっていて、メカメカしい部分が見えない構造になっている。

 高さ調製はどうするんだ? と思ってサムターンをつかむ部分を見てみると、なんと指で押すと奥に押し込まれるじゃないか! 今までであれば、足の高さで調整していた部分を、スライドする機構で自動調整できるようにしてあるのだ。そうか、その手があったか。

ロックProの装着状態。サムターンの高さに合わせるため、本体と足のパーツを組み合わせた形で、サムターン部分も横から丸見えになっている
ロックUltraは足のパーツがないので、圧倒的に薄いし見た目もいい
ロックUltraの裏側。サムターンの収まる部分が袋状になっている
サムターンをおさえる部分が奥にスライドするようになっている。これで高さ調整に対応するわけだ

 おかげでわざわざ高さを調整してネジ止めする必要もないし、サムターンの上からまるごとかぶせてしまう形になるので、後付け感もかなり少ない。

 集合住宅などに多い面付箱錠タイプだと、オプションの高さ調整プレートが必要になるが、それでもこれまでと比べればだいぶ見た目はシンプルになっていると思う。

別売の高さ調整プレートを使えば、面付箱錠やプッシュプル錠にも対応できる
ほかにも特殊な形状に対応するためのオプションが用意されている

 そしてロックProと比較してみると、装着したときの厚みがおどろくほど少なくなっている。これを見てしまうと、もうロックProがとても残念に思えてしまう。

 さらに表面の部分に貼れる木目調のシールも付いていて、玄関ドアと同系色の色のシールを貼れば、まるで純正オプションのような印象だ。

 実は最初にこのシールが付いていることを知ったときは、どうせ後付け感あるんだし意味ないよ、と思っていたのだが、ロックUltraは、もともとがかなり後付け感が減っているので、玄関ドアと合う色のシールさえあれば、これだけでかなり印象は変わるはずだ。

玄関ドアの色にあわせて選べる化粧シール。最初はこんなのいらない、と思ったが付けてみると予想以上によかった

 こんな風に書くと、まるでロックProに不満たらたらだったように見えるだろうが、決してそんなことはない。確かに後付け感はあるけど、それ以上にメリットがおおきいから十分満足していた。だがしかし、ロックUltraを見てしまうと、とたんにかすんで見えてしまう。

 一方の顔認証パッドだが、こちらは筆者がこれまで使っていた指紋認証パッドと比べると結構大きく、存在感も強い。こちらに関しては、現状指紋認証で満足しているなら、そっちでもいいかな、という気はする。

 ただ、筆者宅の場合は、義父が指紋認証で失敗することが多いのと、娘もいるので顔認証に期待したいところなのだ。

顔認証パッドは指紋認証パッドと比べても結構大きくて存在感がある

取り付けもこれまで以上に簡単、それでいて見た目がいい!!

 ということで早速取り付けをしていく。

 何が大変かというと、とにかくコレまで付けていたロックProを剥がずのが大変だ。両面テープがかなり強力で、力で引っ張りつつ、すき間にカッターの刃を入れて、少しずつ剥がす。さらに残ったテープを、パーツクリーナーと樹脂の刃のスクレーパーで少しずつこそぎ落として1時間ぐらいかけて全てのテープの残骸を落とすことができた。

スマートロック本体を固定する両面テープは固定力が重要。だがその分剥がすときは大変だ。取り付け作業で一番の難所がこれだった
大変すぎて写真を撮り忘れたがキレイになった。ドアを傷つけないようアストロプロダクツのミニプラスチックスクレーパーとパーツクリーナーを使ってこそぎ落とした

 続いてロックUltraを貼り付けていく。これまでと違って高さ調整は不要なので(錠の形状にもよるが)サムターンの中心に来るように位置を調整するだけでいい。最初は仮に押し当てた状態で、サムターンがスムーズに回る位置を探して、位置が決まったら付属のガイドシールを貼り、本体の両面テープを剥がしてガイドシールに合わせて貼りつける。というのが流れだ。

 だが、筆者宅の玄関ドア(LIXIL製)は、サムターンの土台の部分の形状が、ロックUltraのサムターン受けの部分のくぼみとほぼ同じだったので、位置調整の余地はなく、その位置でしかハマらない状態だった。そのため、わざわざガイドシールを使うことはなく、垂直だけずれないようにマスキングテープで目印を付けて貼り付けることに。

 それと、見た目的に収まりがよく感じたので、上下逆さまにしてみた。

まずはサムターンのつまみの厚さを調べる。ちょうどMサイズがピッタリだ
ガイドを参考にS/M/Lの3サイズから合うアダプターを選んで取り付ける
続いてサムターンがキレイに回る位置を探してその位置にガイドシール貼るのだが……
サムターンの土台部分のサイズがロックUltraのサイズとほぼピッタリだったので、調整の必要がなかった
マスキングテープで垂直の目印を作ってから貼り付けた
1分間、強く押さえつけておけば貼り付けは完了
続いて開閉検知用のマグネットを取り付ける。本体との距離によって向きがあるので注意
筆者宅の場合、本体との距離が30mm以内だったので、0-30mmの面を本体側に向けて貼り付ける
予備電池の絶縁シールを抜き取り、バッテリーを入れる
バッテリーカバーの木目シールを貼った

 そして付けてみると、いい! 予想以上に一体感があっていい!! これは知らない人が見れば、最初からそういうドアだった、と思われるに違いない。木目シールは玄関ドアの木目とは違っているが、それでも色味は近いので、たぶんその違和感に気がつく人は少ないだろう。

装着状態。よく見れば木目の色味が少し違うが、ぱっと見にはかなり溶け込んで、まるで純正オプションのよう

 一方の顔認証パッドだが、こちらは取り付ける高さに制限がある。というのも顔認証用カメラの画角があるので、その画角内に利用者全員の顔が入る高さにしないとならない。

 具体的には、高さ130cmの位置に付けると、身長190cm~120cmをカバーするとある。筆者は靴を履くと183cmほどで、娘が112cmほど。娘に合わせるなら120cmの高さが無難だが、それだと筆者がギリギリだ。娘はこれからどんどん大きくなるので、125cmほどの高さにしておいた。これなら筆者も大丈夫なはずだし、娘には当面は頑張って背伸びしてもらうことにしよう。

顔認証パッドを付ける取り付けプレート。ネジ止めと両面テープ止めに対応する
角度調節台を組み合わせると少し角度を付けて装着することもできる
顔認証パッドの裏側。取り付けプレートにロックする形になる
バッテリーがなくなったらプレートから外してUSBで充電。いたずら防止として外すとアラームが鳴る(アプリで解除できる)

 ちなみに説明書によると、金属製のドアの場合は、ドアには貼らずに横の壁などに取り付けるようにあったのだが、これまで指紋認証パッドではドアに貼り付けて問題なかったので、あくまで自己責任でドアに貼り付けることにした。

高さ(底面)が地面から125cmほどの位置に両面テープで固定。鉄の扉に貼り付けるのは非推奨だが、自己責任で。もし動かないようならまた移動するかも

 ちなみに顔認証パッドだが、実は従来のロックProと組み合わせて使うこともできる。ロックProを外す前に試してみたのだが、ちゃんと顔認証パッドからでも施錠、解錠することができた。すでにロックProを使っている人は、顔認証パッドだけ買ってみるというのも手だと思う。

顔認証がうまく行かない? 設定を変えたら激変!!

 では実践だ。

 まずはロックUltraを操作してみる。ボタンを押せば施錠、解錠ができるのはロックProと同じだが、その速度はかなり速い。とにかくモーターのパワーを上げたような印象で、回転速度も速いが音も大きめ。

 そのせいもあってか夜間モードというのも用意されている。これは任意で時間設定をできるものだが、夜間モード中は、すごくゆっくり回る。ぎごちないぐらいゆっくり回るが、その分音は小さい。

 加えて夜間モードでは、動作確認の音が鳴らなくなり、また、ドアを閉めてから自動施錠するまでの時間を夜間モード中だけ短くするようなこともできる。

 それと筆者が試した時点ではベータ版となっていたが、夜間モード以外の時の回転速度設定も用意されている。デフォルトでは高速になっているが、標準モードを選ぶことも可能で、これだと体感的にはロックProと同じ程度で、その分音も少し静かになる。音が気になる人はここを変えてみるのもいいだろう。

SwitchBot ロックUltraのモード別速度比較(26秒)

 次に気になる顔認証パッドだ。

 まずは顔認証パッドにパスコードを登録する。パスコードは6~12桁の数字で、最低限1つはパスコードを登録しないと、顔認証なども使えないようだ。パスコードは、永久に使えるものと、一時的に使えるものが設定できるので、例えば友人が遊びに来たときなど、一時的なパスコードを設定して使ってもらうことも可能だ。

 そして顔認証用に顔を登録する。

 ただこれがちょっとやっかいで、登録がうまく行くときと行かないときがある。ダメな時は、カメラの前が汚れているとか、人が認識できないとか出てしまう。だが、もう一度やると、今度は同じようにやっているのにあっという間に登録ができることもあって、どうにもよく分からない。なのであまり深く考えずに何度も挑戦してみてほしい。

 そしてこの挙動の安定しない感じは、実際に顔認証を使うときにも現われた。

 スムーズに行く時は、ドアに近づく段階で顔認証パッドが反応(白いLEDが点滅する)して、ドアの前に立つと、LEDが緑になってドアが解錠する。

 ただ、これがなかなか認証されず時間がかかることもあれば、場合によっては、近づいても全然反応しないことも。

 これはダメかも……、と思ったのだが、いろいろと設定を見ていて、「顔認証感度」というのを上げてみたところ、かなり状況がよくなった。デフォルトの低感度のときは、近づいたのに反応しないようなことがあったのが、中感度にしたところ、これが大きく改善されてほぼ失敗しなくなった。

 ただしセンサーの感度を上げるとバッテリーの減りも早くなるし、玄関が通りに面しているお宅などだと、通行人にまで反応してしまうこともあるだろう。

 そういった場合は、顔認証の開始を手動とすることもできる。その場合は、テンキーのいずれかを押すと顔認証が始まる、という形だ。

 自動にしている場合でも、テンキーのいずれかを押すことで顔認証を始めることはできるので、近づいたけど反応しない場合は、テンキーを押してみるというのも手だろう。

 それともうひとつ、どうもメガネの有無でも判定が変わるようだ。メガネ利用者はメガネありとなしの両パターンで顔を登録しておくのがオススメだ。

 そんなわけで、最初は顔認証ダメかも、と思ったが、設定をいろいろ変えたらなかなか便利になった。

SwitchBot ロックUltraと顔認証パッドで顔認証を検証(13秒)

 妻と義父も登録してもらったが、筆者よりも反応が良い気がする。おそらくだが妻と義父のほうが背が低くカメラの正面に近くなるので、反応しやすいのかもしれない。特に義父は指紋認証で失敗することが多かったので、これはありがたい。

 娘については、顔の登録はできたものの、なかなか顔認証が通らない。やはり身長的に足りないようで、近づいても反応しないことが多いし、キーを押して認証させてみてもうまくいかない。ただ、指紋認証を試したところなんとかできそうなので、娘には指紋認証で頑張ってもらおうと思う。

 それと、指紋認証や外から施錠をした時などのレスポンスもかなりよくなった。

 以前のロックProと指紋認証パッドの組み合わせだったときは、指紋認証が通ってから、実際にロックProが動き出すまでにやたらと時間がかかる時があった。外から施錠するときも、指紋認証パッドの施錠ボタンを押して、指紋認証パッドは反応するのだが、ロックPro側が施錠するまでに時間がかかったり、タイムアウトしたように施錠されなかったりすることがあって、それが外出時のストレスになっていたのだ。

 それが、ロックUltraと顔認証パッドでは今のところそういったことは起きていない。おそらくFastUnlockという、指紋認証パッドとロックUltraを常に接続した状態にしておく技術のおかげなのだと思う。その分バッテリーの減りは早くなるはずだが、顔認証パッドも充電式になったので、多少バッテリーの減りが早くなっても、この快適さのほうが恩恵は大きいと思う。

SwitchBot ロックUltraと顔認証パッドは施錠も指紋認証も速い(16秒)

 暗証番号、顔認証、指紋認証、この3つがあれば困ることはないと思うが、一応NFCキーやSuicaなどの交通系ICにも対応している。

 同社からは、NFCカード機能の付いたスマートトラッカーカードが発売されているので、娘が小学校に行くようになったら、それを鍵代わりに持たせるようにすれば、娘がどこにいるのかもおおよそ分かるし、もし鍵をなくした、という場合にも探すことができて便利そうだ。

NFCカードでも解錠できる

 交通系ICカードは、離れて暮らす親用に使うのがよさそうだ。たまにしか来ないとなると、顔認証や暗証番号といってもなかなか不慣れで難しそうだし、NFCカードを渡しておいても忘れそうだ。その点、Suicaをタッチすれば開く、というのは、機械が苦手なシニア世代にでもなじみがいいだろう。

 iPhoneに登録したモバイルSuicaで試したところ、実は最初なかなかうまく行かずに苦労したのだが、顔認証パッドの中央付近にあるNFCのマークの位置にiPhoneの先端を合わせるようにすると、スムーズに開けられるようになった。

モバイルSuicaで解錠。最初あてる位置が分からなくて苦労したが、写真のような位置で当てるとスムーズに解錠できた

 そんなわけで、いろいろと慣れが必要な部分や、設定を変更したほうがいいところもあるが、最初は少し時間を掛けて使用環境に合った設定をしていけば、少なくともSwitchBotのロックシリーズ史上最強に使いやすいスマートロックが手に入ることは間違いないだろう。

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