みんなの在宅ワーク
第82回:yue(esportsキャスター)の在宅ワークスタイル
仕事もゲームも配信も、ゲーミングデバイス&自作PCで快適に!
2022年8月23日 06:55
こんにちは。esportsキャスターのyueと申します! ライブ動画配信コミュニティサイト「Twitch」にて配信活動をしているほか、日本でも大人気のFPS(ファーストパーソンシューティング)ゲーム「VALORANT」の公式大会で実況・解説をしています。 今回は、私の在宅ワークについてご紹介します。
在宅ワークで見つけた仕事と配信のバランス
今までは会社に行くために1時間以上かけていたのですが、在宅ワークになったことで通勤時間や身支度の時間が節約でき、その分をTwitchの配信や趣味の時間に割くことができるため、助かっております。Twitchは場所や時間に縛りがなく、視聴者の方々と好きなときに交流できることが励みになるので、精神的な意味でもライフワークバランスを保つのに役立っています。
ただ、仕事をする中で配信時間を確保しなければいけないので、疲れがあるときや、次の日が早いときなどはどうしても負荷を感じてしまいます。Twitchの配信では自分が楽しんでいるところを伝えたいと思っているので、そういうときは思い切って配信を休んで体調を整えたりします。逆に時間が多く取れるときは長時間の配信を行うなど、積極的に配信することを意識しています。
また、仕事でも配信でもスクリーンを見る時間がどうしても多くなりがちなので、定期的に目を休める時間を設けて、負担を軽くするように心がけています。ちなみに、休憩中に使うオススメアイテムは、ホットのアイマスクです。
在宅ワークからゲームへの切り替え
私はTwitchパートナーとしても配信活動をしているため、できるだけ面白いコンテンツを視聴者の方々に提供したいと思っています。ただ、私は、仕事、ゲーム、それに配信も基本的には同じスペースで行っているので、集中力を保つのも一苦労。特に私の場合、終わらせていない仕事があるとゲームにも身が入らなくなってしまいます。
そこで、一日の仕事をリスト化することで、頭も気持ちも整理しています。また、「その日のタスクを全て完了しないとゲームを起動しない」というルールも作っており、このおかげで心身ともにゲームにフルに切り替えることができます。
ゲーミングデバイスと自作PCで、仕事も配信も快適に
前述の通り、同じ場所で仕事もゲームも行うため、部屋から一歩も離れないまま何時間も過ぎている、なんてこともしばしば……。没頭すると、時間を忘れてしまいます。それほど多くの時間を費やすので、快適な環境であることが何より大切です。環境といっても、部屋のインテリアにとどまりません。使用するデバイスも、立派な「勤務環境」の一部だと思っていて、それに一役買っているのが、ゲーミングデバイスです。
PCやキーボード、椅子など、ゲームに特化したデバイスは多岐にわたります。その機能性や快適さから、ゲーマーだけでなく、普段の仕事に使っている方もいるのではないでしょうか。実際にゲーミングデバイスは、長時間の集中や、高速の操作をサポートするためにデザインされているので、ゲームだけでなく、様々なお仕事に活用できると思います。
例えば、操作性の良い軽いマウス(Logicool G PRO X SUPERLIGHT White)や、押しやすいタクタイル軸のキーボード(Logicool G913-TKL-TCWH)は、FPSゲームはもちろん、普段の仕事にも役立ちます。
また、私はディスプレイにもこだわっていて、仕事用とゲーム用で画面設定を変えつつ、目の負担を軽減しています。ゲーム中は輝度や色の鮮明さを上げ、画面の揺れを軽減するDyAc+の機能をオンにしていますが、仕事中はこれらを下げて使用しています。
さらに、私はPCも自作しました。自作PCを作った背景として、Intel Core i9-9900K(プロセッサー)をいただく機会があり、その際に本体の組み立てに挑戦したことがきっかけです。組み立ててみると、見た目にもこだわり出して、パーツを白で統一したり、フレームにネオンライトを付けたりして、部屋のデコレーションとしても活用しています。
ゲーミングをメインの用途としてPCを自作したため、仕事に使う場合はスペック不足を感じることは一切なく、快適に使っています。
また、Audio-Technicaのマイク「AT4040」とそれを支えるマイクアーム「Blue Compass」は仕事にも配信にもなくてはならない存在です。マイクの音質は非常に良く、付属のショックマウントでノイズも低減されます。使わないときはマイクアームで脇に避けることもできるので邪魔になりません。
カメラ「Logicool Streamcam C980OW」、配信画面などを操作するための「Stream Deck」、2Dアバター生成ソフトの「OBS Studio Puppet3R」も配信では欠かせません。ゲーム配信をするときもカメラを自分に向けることで、視聴者の方々は私のリアクションをリアルタイムで見ることができます。特に、Stream Deckを使えば画像や音声などをTwitchの配信に安易に追加することができ、より見応えのあるコンテンツを提供することができます。
以上、私の在宅ワークについてご紹介しました。Twitchでのチャンネルにも、ぜひ遊びに来てください。
- メインPC:自作PC(CPU:Intel Core i9-9900K、GPU:Palit RTX 2080 SUPER WGRP、マザーボード:ASUS PRIME Z390-A、CPUクーラー:Corsair H100i RGB PLATINUM SE、メモリ:Corsair VENGEANCE RGB PRO White 3200MHz 16GB、SSD:Samsun 970 EVO Plus(M.2/NVMe)1TB、電源ユニット:Corsair RM850x White、PCケース:Corsair Carbide 275R Tempered Glass White、OS:Windows 10 Professional 64bit)
- ディスプレイ:BenQ XL2546K/XL2430T
- キーボード:Logicool G913-TKL-TCWH
- マウス/トラックボール/トラックパッド:Logicool G PRO X SUPERLIGHT White
- カメラ:Logicool Streamcam C980OW
- マイク/ヘッドフォン/スピーカー:Audio-Technica AT4040
- ビデオ会議サービス:Google Meet
- 机:サンワダイレクト 100-DESKF004BK
- 椅子:Secretlab Omega 2020 Prime 2.0 PU Black
- その他小物:配信に使う2Dアバターの生成ソフト「OBS Studio Puppet3R」、蒸気でホットアイマスク(休憩時間につけています)
yue
esportsキャスター/ストリーマー。2015年に初めてゲーム大会の解説を担当して以降、爆破系FPSを中心に実況・解説で活躍。爆破系FPSに関する豊富な知識を持ち、熱意のある実況と冷静沈着な解説のバランスが絶妙なキャスターとして人気に。普段はTwitchでストリーマーとして活動しており、主に「VALORANT」の配信を行っている。