みんなの在宅ワーク

第81回:服部可奈の在宅ワークスタイル

大学4年インターン生の作業場所は多彩・机の上はシンプル

ワンルームの一角のデスク周り

 こんにちは。東京外国語大学4年生の服部可奈です。

 大学ではインドネシア語を専攻しており、インドネシアの相互扶助の慣習「ゴトン・ロヨン(Gotong Royong)」をテーマに卒論を書く予定です。

 また、ポスト資本主義という概念に関心を持ち、昨年10月からNext Commons Labでインターン中です。Sustainable Innovation LabSOCIAL ENERGYなど新たな社会のあり方を目指す活動に携わる中で、新たな概念や思想に出会ったり、さまざまなバックグラウンドを持った人と関わったりと、学びの多い日々を送っています。

 今日は、そんな一大学生の在宅ワークについてご紹介したいと思います。

自宅、カフェ、大学や図書館など、ワークの場所はさまざま

 基本的には家で作業していますが、ワンルームでの一人暮らしで全ての生活環境が一緒なので、なかなか切り替えが難しいなと感じています。家ではもう無理! 集中できない! というときは、近くのカフェに行って作業をすることもあります。

 今は夏休みですが、授業がある日などは一日、大学で作業をすることもあります。8月は卒論執筆のために大学の図書館に通うつもりでいます(「つもり」で終わらないように頑張ります……)。

綺麗なときの机の上

 メインで使っているのはMacBook Air。前に使っていたノートパソコンのキーボードの調子が悪くなったので、今年頭に買い換えました(学割最高!)。前のパソコンはWindowsだったので初めは使い勝手の違いに戸惑いましたが、案外すぐに慣れるものですね。

 大学の授業用に買ったiPadとApple Pencilも愛用しています。ノートはキーボードでの入力より手書きで取る派なので、GoodNotesというアプリを使って、授業で配布される資料に手書きでメモをしたり、ノートを取ったりしています。

 オンライン上にある論文を取り込んで、ハイライトしつつ読めるのがとても便利で、卒論にも大活躍! ペーパーライクフィルムとグリップで描き心地もバッチリです。Kindleで本を読んだり、YouTubeやPrime Videoを見たりするのにも使っていて(もはやこちらがメインかもしれない……)、今では無いと困る存在です。

大学の授業用に買ったiPadとApple Pencil

集中力を高めるために「机の上はシンプル」を維持

 今使っている手帳は人にもらったのがきっかけで使い始めたんですが、使い心地がめちゃくちゃ良くて気に入っています。全ページ方眼で自由に使えるのがいい。毎週のToDoリストや読書メモ、日記などなんでも書き込んでいて、もう手放せないものになりました。

 この独特な形の椅子は、座っていてほとんど腰が痛くならないし、座り心地も良くて気に入っています。コロナ禍で授業もリモートになり座りっぱなしが増えたので、座っていて負担の少ないものに変えました。

父に買ってもらったいい椅子

 机の上にいろいろ置くと集中力が削がれるので、必要最低限のものだけ置いてシンプルにするようにしています。とはいえ、すぐ手に取りたい本などもあるので、机の下にカラーボックスを置いて収納しています。メインの本棚がいっぱいになって入りきらなかった積読本たちも一緒です。

積読本でいっぱいの机の下の本棚

 作業の合間には本を読んだり、好きな音楽やラジオ・ポッドキャストを聴いたりしています。読みたい本もめちゃくちゃ溜まっているし、聴きたいコンテンツもたくさんあるし、正直、合間だけでは時間が足りません……笑。気になるものはどんどん出てきますが、単なる消費にならないように取捨選択していかないといけないですね。

 これから本格的に卒論の執筆が始まり、自宅での作業時間がますます長くなりますし、インターンとの切り替えも重要になるなと感じています。今の環境も気に入っていますが、より快適で集中できる環境を目指して改良していきたいと思います。

服部可奈の在宅ワーク環境
  • メインPC:MacBook Air(2020)
  • ディスプレイ:1画面
  • キーボード:パソコンのキーボード
  • マウス/トラックボール/トラックパッド:パソコンのトラックパッド
  • カメラ:内蔵カメラ
  • マイク/ヘッドフォン/スピーカー:内蔵マイク、内蔵スピーカー
  • ビデオ会議サービス:Zoom、Google Meet、Microsoft Teams
  • 机:学習机
  • 椅子:DUOREST DR-7900SP
  • その他小物:iPad(第7世代)、Apple Pencil(第1世代)、EarPods、STALOGY 365デイズノート

服部 可奈

1999年生まれ、茨城県出身。東京外国語大学4年生。大学ではインドネシア語を専攻。インドネシアへの留学計画がコロナで頓挫し、悶々としていた時期に「ポスト資本主義の実現」を掲げるNext Commons Labに出会い、現在インターン中。趣味は読書・本屋巡りとラジオ・ポッドキャストを聴くこと。