イベントレポート

Interop Tokyo 2021

Wi-Fi 6メッシュ「Orbi Pro WiFi 6」など多様なWi-Fi 6対応製品をネットギアが展示

ビジネス向けの無線LANアクセスポイントやスイッチなどを展示

 ネットギアジャパン合同会社は、4月14日から16日まで幕張メッセ(千葉市美浜区)で開催されているイベント「Interop Tokyo 2021」において、Wi-Fi 6ルーターや10GbE対応スイッチなどを展示している。

企業向けWi-Fi 6対応メッシュ「Orbi Pro WiFi 6 SXK80」

 「Orbi Pro WiFi 6 SXK80」は、ビジネス向けのWi-Fi 6対応メッシュルーターだ。

企業向けのWi-Fi 6対応メッシュルーター「Orbi Pro WiFi 6 SXK80」
本体正面。トライバンド仕様ということもあってか、サイズはかなり大きい
背面
背面には、2.5GBASE-T WAN×1と1000BASE-T LAN×4の各ポートを用意

 5GHz帯×2、2.4GHz帯×1のトライバンドに対応し、最大通信速度は5GHz帯が2系統とも2402Mbps、2.4GHz帯は1147Mbps。背面には2.5GBASE-T WAN×1と、1000BASE-T LAN×4の各ポートを備える。

 また、最大4つのSSIDを設定でき、用途に応じて接続を分離することで、高いセキュリティ性も確保できるという。

Wi-Fi 6対応アクセスポイント「WAX610」などの企業向け製品

企業向けWi-Fi 6対応アクセスポイント「WAX610」。高品質なWi-Fi 6環境を求める個人ユーザーにも人気だという

 「WAX610」は、企業向けWi-Fi 6対応アクセスポイント。5GHz帯×1、2.4GHz帯×1のデュアルバンドに対応し、最大通信速度は5GHz帯が1201Mbps、2.4GHz帯が574Mbpsで、最大接続数は200。

 複数のWAX610を用意し、メッシュWi-Fiも構築可能。背面には2.5GbEかつPoE+に対応するLANポートを用意し、高速なネットワークを構築できる。WPA3対応、最大8個のSSIDを設定してネットワークを分離するなど、セキュリティ機能も充実している。

 このほか、10GbE LAN対応やPoE対応スイッチなども展示した。

WAX610の背面には、2.5GbE/PoE+対応のLANポートを用意
10GBASE-Tを2ポート備えるアンマネージスイッチ「GS110MX」。発売から3年以上経過しているが、低価格な10GbE対応スイッチとして現在でも根強い人気があるという

ゲーミングWi-Fi 6ルーター「Nighthawk Pro Gaming XR1000-100JPS」などのコンシューマー向け製品

コンシューマー向けルーターの「Nighthawk」シリーズや、メッシュWi-Fiルーター「Orbi」シリーズも展示

 コンシューマー向け製品としては、Wi-Fi 6ルーター新モデルで、4月29日に発売を予定している「Nighthawk Pro Gaming XR1000-100JPS」なども展示されていた。

4月29日に発売を予定している、コンシューマー向けWi-Fi 6ルーター「Nighthawk Pro Gaming XR1000-100JPS」

 XR1000-100JPSは、5GHz帯×1、2.4GHz帯×1のデュアルバンドに対応。最大通信速度は5GHz帯が4804Mbps、2.4GHz帯が574Mbps。

 ダッシュボードでゲーミング向けの各種機能を設定できる「Duma OS 3.0」を採用し、ゲームサーバーの接続品質を世界地図上に表示する「Pingヒートマップ」や、接続先サーバーをフィルタリングする「ジオフェンシング」といった特徴的な機能を備えている。

 また、Wi-Fi 6対応のメッシュエクステンダー(中継機)「EAX80-100JPS」も展示。親機であるルーターにはメーカーを問わずに利用可能。

 例えば、レンタルルーターなどを利用していても、交換することなくWi-Fi 6に対応させたりできる。5GHz帯×1、2.4GHz帯×1のデュアルバンドに対応し、最大通信速度は5GHz帯が4804Mbps、2.4GHz帯が1147Mbps。

Wi-Fi 6対応のメッシュ中継機「EAX80-100JPS」。交換ができないレンタルルーターなどの環境をWi-Fi 6に対応させたい場合に最適な製品とアピール
トライバンドWi-Fi 6ルーター「Nighthawk AX12 RAX200-100JPS」。ゲーミング向けルーターは今後も力を入れて取り組むとのこと