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「Google I/O」「Microsoft Build」総まとめ:AIは基本的な要素技術として定着、一方、ブロックチェーンについては……?
2018年5月16日 12:30
マイクロソフトとグーグルのデベロッパーコンファレンスがほぼ同時期に開催された。技術をリードするこの両社がイベントでどのような発表をするのか、どのようなデモを見せるのかは、いまの最先端を象徴し、さらに今後のロードマップを示すものともいえよう。両者ともに、AIがさまざまなアプリケーションにとって、基本的な要素技術として取り入れられ、いままで以上のことが実現できるようになったことだけでなく、機能の質的な向上もはかられている。もはやこの技術なしにはアプリケーションは考えにくくなっている。
とりわけ、グーグルがデモとして披露したAIが店舗に電話をして人との会話で予約をとるアプリケーションなどは話題となった。また、グーグルニュースがより記事を深掘りするためのパーソナライゼーションを行うという編集領域をカバーするサービスを発表したことも興味深い。
また、マイクロソフトはウィンドウズやモバイル端末、そして開発環境などの、かつての中心的話題ではなく、AIとエッジが大きなテーマとして取り上げられたようだ。むしろ、オペレーティングシステムを中心としたビジネスからの方向転換が着実に進んでいる。これは会社業績などによっても裏付けられている。
一方、両者ともに、ブロックチェーンに対する取り組みがあまり見えてこない。どちらかというと、世界的に政治や経済などの分野、そして関連するスタートアップ企業が積極的な印象を受けるが、大手テクノロジー企業が方向性を持った取り組みを発表するにはもう少し時間がかかるということか。
ニュースソース
Google I/O
- Google I/O 2018基調講演まとめ AIのある快適な暮らし[ITmedia]
- Googleが視覚障害者の代わりに「目」となって周囲の情報を的確に伝えてくれるアプリ「Lookout」を発表[Gigazine]
- Googleが病院を訪れた患者の身に「次に何が起こるか?」を予測する技術を開発[Gigazine]
- Googleがアプリ開発者の収益を増やすため広告ツールのアップデートを発表[Gigazine]
- Googleが誰でもウェブブラウザ上で簡単にVRツアーを作成できる「Tour Creator」を発表[Gigazine]
- Google I/O 2018で発表された100の内容まとめ[Gigazine]
- HTTPSが強制される新ドメイン「.app」一般登録受付開始、Googleがアプリ開発者のために提供[INTERNET Watch]
- グーグル、米国選挙広告に関するポリシーを厳格化へ[CNET Japan]
- グーグルの「高度な保護機能」、iOS標準アプリにも対応[CNET Japan]
- 「Googleアシスタント」が人間のように電話して店を予約可能に[CNET Japan]
- グーグル、機械学習向けカスタムチップの第3世代「TPU 3.0」発表[CNET Japan]
- 「Gmail」、AIが返信を予測入力する「Smart Compose」を導入へ[CNET Japan]
- 「Google News」、AI活用でパーソナライゼーションを強化[CNET Japan]
- 「Googleフォト」に新機能、写真の加工をAIで提案--モノクロ写真の着色も[CNET Japan]
- グーグル、目の不自由な人に周囲の情報を伝えるアプリ「Lookout」を発表[CNET Japan]
- 「Chromebook」でLinuxを公式サポートへ[CNET Japan]
- 人間のように話す「Google Duplex」はAIであることを相手に知らせる[CNET Japan]
- グーグル、IoTデバイス向けOS「Android Things」正式版をリリース[ZDnet Japan]
- 機械学習をモバイルアプリに--グーグル、新SDK「ML Kit」発表[ZDnet Japan]
- GoogleのWebサイト最適化ツールLighthouseが3.0にアップ、パフォーマンスの劣化原因を細かいレベルで突き止める[TechCrunch日本版]
- Waymo、Google I/Oで降雪時の自動運転について紹介。機械学習でセンサー情報から雪を除去[TechCrunch日本版]
- I/O:Google Payが全面アップデートへ――新APIでチケット購入、ボーディング・パス発行などに対応[TechCrunch日本版]
- Android Pベータ版が、Pixel以外にXperia XZ2などにも公開 ~バッテリ消費を3割削減し、UIも刷新[PC Watch]
- 「OK Google」と呼びかけなくても反応するようになるGoogleアシスタント[PC Watch]
Microsoft Build
- AIをクラウドからエッジへ Microsoft開発者イベント「Build 2018」を読み解く[ITmedia]
- マイクロソフト、障がい者向けAIを推進するプログラム「AI for Accessibility」[CNET Japan]
- エッジAI向けの新Kinectが登場--「Project Kinect for Azure」[CNET Japan]
- MS、「Cortana」など活用する未来のスマート会議のデモ披露[CNET Japan]
- マイクロソフト、「Windows 10」と「iOS」「Android」の連携を強化[CNET Japan]
- 「Cortana」と「Alexa」の相互連携、マイクロソフトがデモを披露[ZDnet Japan]
- MS、AIや音声認識を活用した新たなエッジコンピューティングツール[ZDnet Japan]
- Microsoft、働き方改革を実現するアプリ構築で開発者を支援へ[ZDnet Japan]
- MS、「VBScript」エンジンに深刻な脆弱性--月例パッチで対処[ZDnet Japan]
- AI、エッジ、「Microsoft 365」などで多様なサービス展開--「Build 2018」で見えたこと[ZDnet Japan]
- Visual Studioの協業機能、Live Shareが一般公開。デバッグセッションも共有可能[TechCrunch日本版]
- Microsoftの説では今Windows 10が動いているデバイスは全世界で7億台弱[TechCrunch日本版]
- Microsoft Build 2018:キーワードはAIとエッジ――Azure IoT Edgeを大幅アップデート[TechCrunch日本版]
- Microsoft、Build 2018でドローン/ロボット対応のProject Kinect for Azureなどを発表[PC Watch]
- 3分でわかるマイクロソフトのイベント build 2018発表事項[TECHWAVE]
- Microsoft Build 2018まとめ:Windows中心の戦略は諦めて、AIを偏在化させるプラットフォーマーに[GIZMODO]
- 社内に増殖するExcelの“野良マクロ”を駆逐する新機能が登場[ASCII.jp]
- 「Microsoft Store」アプリの開発者収益配分を95%に[ITmedia]
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