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今週の大学・研究分野の動向:ロボットがジェンガをプレイする?! その要素技術の可能性
2019年2月7日 11:50
マサチューセッツ工科大学(MIT)の研究グループが発表した「積み木ゲームのジェンガをプレイできるロボット」が面白い。記事によれば、「ロボットアームの先端でブロックを押し、触覚センサーで得るデータとカメラでとらえた映像から、そのブロックが抜けるかどうか判断する」ということなので、あらかじめプログラムされた物理特性をもとにしたアルゴリズムによって引き抜けるブロックを決定するわけではなく、人間的に触覚や視覚によるセンシングで行うということか。素朴なゲームではあるが、今後、ロボティックスで利用可能な要素技術が含まれているように思う。
一方、日本では、理化学研究所と紳士服のAOKIは、柔らかい素材でできている太陽電池を貼り付けた「発電スーツ」の施策を発表した。もちろん、「施策」なので実用性やファッション性はさておき、電源の確保が難しい災害時には必要な技術かもしれない。また、今後、さまざまなセンサーを応用するには、電源の確保も必要になるのは明らかで、衣服への組み込みというのはアイデアとして悪くないのかもしれない。
ニュースソース
- 通勤中にスーツで発電 スマホを充電、AOKIなど試作[ITmedia]
- 3機のドローンが自動でニアミスを回避 目視外飛行での安全運航に期待――NICT、自律飛行技術を実証[ITmedia]
- VRで不安障害の治療を、恐怖を感じる状況を再現[日経デジタルヘルス]
- VR空間で組立性検証や作業トレーニングが可能に[日経XTECH]
- データの秘匿性を保って複数社での連携利用を可能にするマシンラーニング技術、NICTが開発[IT Leaders]
- MIT、ジェンガがプレイ可能なロボット開発--少し押して感触と映像からブロックを選択[CNET Japan]
- アマゾンの顔認識技術、性別の認識に偏りか--MITが指摘[CNET Japan]
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