iNTERNET magazine Reboot

今日は何の日

7月5日:人類の知識へインターネットからアクセス可能になった日

(「INTERNET Watch」2007年7月5日付記事『書籍検索サービス「Googleブック検索」、日本語版開始』より)

 2007年の今日、グーグルの日本法人は書籍検索サービス「グーグルブック検索」の日本語β版を発表しました。出版社から提供された書籍をキーワードで検索でき、検索結果から書籍の全文や一部を閲覧できました。

 これまで、グーグルで検索できるのはオンラインにある情報だけでしたが、人類の積み重ねてきた知へのアクセスができるようになるという画期的なサービスでした。

 しかし、著作権に関する懸念なども根強くあり、その後10年近い裁判の始まりにもなりました。しかし、その間にデジタルコンテンツや検索に関する世の中の理解も深まり、最終的にはフェアーユースという判決が出ました。

出典:「INTERNET Watch」2007年7月5日付記事
『書籍検索サービス「Googleブック検索」、日本語版開始』

▼「TIMEMAP」で深読み
『Googleブック検索』と『著作権』と『電子書籍』の足跡をたどる


「今日は何の日」について

「今日は何の日」は、INTERNET Watchのバックナンバーから、今日という日付に起きた注目すべきニュースを取り上げて解説するシリーズコンテンツです。一般社団法人タイムマップの時系検索エンジン「TIMEMAP」の協力で実現しました。(時限企画:2018年9月まで)