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ギガビットLAN接続に対応したドキュメントスキャナー、パナソニックが「KV-S1057C-N2/KV-S1027C-N2」発売

 パナソニック株式会社は、ギガビットLAN接続に対応したA4ドキュメントスキャナー「KV-S1057C-N2」(12万円)と「KV-S1027C-N2」(9万9800円)を9月19日に発売する(価格はいずれも税別)。

 KV-S1057C-N2は、2012年7月に発売された「KV-S1065CN」シリーズの後継機種。白黒/カラー問わず、A4を1分間に片面65枚、両面130面の読み取り(300dpiの場合)が可能なドキュメントスキャナー。ADF読み取り速度が1分あたり5枚(両面時10枚)分、従来機種から高速化されている。読み取り解像度は100~600dpiと1200dpi。

 一方のKV-S1027C-N2は、1分あたり45枚(両面時90面)の読み取りに対応する。ほかの仕様や機能は、KV-S1057C-N2と共通している。

 給紙トレイは、従来の最大75枚から最大100枚となり、20~413g/㎡までの用紙の読み取りが可能になった(従来機は20~209g/㎡)。エンボス加工を施したプラスチックカードやパスポートの読み取りも可能。超音波センサーによる重送検知機能も備える。

 「原稿領域自動切り出し」「自動傾き補正」「白黒/カラー自動判別」「空白ページスキップ」などをハードウェア処理する画像処理専用LSIを搭載する。

 ギガビット対応の有線LAN接続に標準で対応しており、TWAIN、ISISドライバーを同梱。定形ジョブ登録により、スキャンデータをSMBやFTP、メールで自動送信することも可能。また、USB 3.1でのPC接続にも対応する。

 本体サイズ(幅×奥行×高さ)は共通で、300×272×238mm、重量4.0kg。対応OSはWindows 10/8/7/Vista、Windows Server 2016/2012/2008/2003。