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NEC、「auひかり ホーム10ギガ」に省スペースな10G-EPONシステムを提供

  • 磯谷 智仁

2018年3月23日 14:42

　日本電気株式会社（NEC）は23日、KDDI株式会社の個人向けFTTHサービス「auひかり ホーム10ギガ」に10G-EPON（10Gigabit Ethernet Passive Optical Network）システムの提供を開始したと発表した。

　10G-EPONは、「IEEE 802.3av」として2009年に標準化された上り下りとも10Gbpsの光アクセス回線向け規格。今回提供される10G-EPONシステムは、通信事業者の局舎に設置するOLT（Optical Line Terminal）と加入者宅内に設置するONU（Optical Network Unit）で構成される。OLTは19インチラック4Uサイズで最大8192台のONUを収容可能。ONUは従来品から体積を約65％小型化することで、加入者宅内での設置スペースや通信事業者の保管スペースの削減を実現した。

OLT（Optical Line Terminal）
ONU（Optical Network Unit）

　4月4日～6日に東京ビッグサイト（東京都江東区）で開催される「第18回光通信技術展(FOE)」にて同システムを展示する予定。