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NASメーカーSynologyが日本法人「Synology Japan」設立

日本ユーザー向けの機能やテクニカルサポートの提供など

 NAS製品の開発などを手掛けるSynologyは11日、同社日本法人「Synology Japan株式会社」を設立したと発表した。代表取締役社長には台湾本社バイスプレジデントのJones Tsai(蔡 明宏)氏が就任する。

 日本法人は、米国、ドイツ、英国、フランス、中国に続く6番目の海外拠点となる。今後は日本ユーザー向けの機能や、国内サービスの展開および円滑なコミュニケーション基盤の構築、テクニカルサポートの提供を予定する。

 Tsai氏によると、同社の日本市場での急速な成長に伴い、ユーザーからの問い合わせ件数が大幅に増加したという。また、設置環境の多様化や提供ソフトの充実度が幅広くなったことから、日本法人を設立し、ユーザーやパートナーにより身近なサービスを提供する必要性を感じたという。同氏は「ユーザーごとのニーズに答えられるように努力を重ね、信頼できるブランド目指す」としている。