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65万円のゲーミングノートPCをMSIが発売、有線/無線LAN同時利用で帯域を割り振る「Killer DoubleShot Pro」搭載

 エムエスアイコンピュータージャパン株式会社(MSI)は8日、有線/無線LANを同時利用し、優先度の高いタスクを高速なネットワーク帯域に割り振るチーミング機能を搭載するゲーミングノートPCを2製品発売した。市場想定価格(税込)は「GT83 TITAN 8RG-001JP」が65万円前後、「GS73VR 7RG-208JP」が26万円前後。

 有線LANと無線LANのチップに、Rivet Networks製となるギガビット対応の「Killer E2500 GBLAN+Killer Shield K9000」と、IEEE 802.11acの2×2に対応する「Killer Wireless-AC 1550」を採用。

 有線LANと無線LANのネットワークを同時利用可能な独自のチーミング機能「Killer DoubleShot Pro」により、優先度の高いトラフィックと高速なネットワークを自動で分類。そのほかのトラフィックを低速なネットワーク側に割り振ることで、接続速度と安定性を高めるという。

GT83 TITAN 8RG-001JP

 GT83は、CPUに6コア12スレッドのCore i7-8850H(2.6GHz)、グラフィックスはNVIDIA GeForce GTX 1080 8GB GDDR5×2のSLI構成、チップセットはCM246、8GBのDDR4-2666 SO-DIMMメモリ×2、256GB NVMe SSD×2のRAID構成、1TB HDDを搭載。

 液晶はリフレッシュレート120Hz、応答速度3msの18.4型(1920×1080ピクセル)。「Cherry MX Speed RGB」スイッチを採用したメカニカルキーボードを世界で初めて採用し、高速なタイピングが可能。本体サイズ(幅×奥行き×高さ)は458×339×42~69mm、重量は5.5kg。

GS73VR 7RG-208JP

 GL73VRは、CPUに4コア8スレッドのCore i7-7700HQ(2.8GHz)、グラフィックスはNVIDIA GeForce GTX 1070 8GB GDDR5、チップセットはHM175、8GBのDDR4-2400 SO-DIMMメモリ×2、256GBのM.2 NVMe SSD、1TB HDDを搭載。

 液晶はリフレッシュレート120Hz、応答速度3msの17.3型(1920×1080ピクセル)で、本体サイズは411.8×284.9×19.6mm、重量2.43kg。