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クラウド型会計ソフト「勘定奉行クラウド」とクラウドPOSレジ「スマレジ」が連携
OBC、さまざまなシステムとのAPI連携機能を提供する「奉行クラウド API version」販売開始
2018年7月27日 18:34
株式会社オービックビジネスコンサルタント(以下、OBC)は27日、クラウド型業務ソフト「奉行クラウド」の新ラインアップとして、API連携機能を提供する「奉行クラウド API version」を同日より販売開始すると発表した。
奉行クラウド API versionは、APIを利用し、さまざまなシステムと奉行クラウドの連携を行えるようにするソリューション。クラウドサービスはもちろん、オンプレミスのシステムやIoTデバイスなどとも双方向のデータ連携を実現できるという。APIを介してデータが直接連携することで、業務プロセスの自動化を実現できるほか、データ変換や受け入れといった、これまで必要だった作業も不要になるとした。
OBCでは、自社の業務ソフト製品群「奉行シリーズ」と連携している200種類以上の業種・業務ソリューションについて、2019年夏ごろをめどに、順次API対応を行っていく予定。また、2018年10月からは、全国の関係パートナーに対してAPI連携の開発支援を行うための、新しいパートナーシップを開始するとしている。
今回は第1弾として、クラウド型会計ソフト「勘定奉行クラウド」と、株式会社スマレジのクラウドPOSレジ「スマレジ」との連携機能を提供。アパレル・小売業のクラウドPOSレジに集まる日々の各店舗の売上・入金データを、勘定奉行クラウドに自動連携し、各店舗損益、経営状況に対して迅速に反映できるようにする。なお、従来のAPI連携とは異なり、店舗での売上・入金のミスなどの修正データも、経理上の赤黒処理として連動できるため、正確な運用を実現するとした。
価格(税別)は、「勘定奉行クラウドi API version Aシステム」が年間16万5000円から。初期費用として別途5万円も必要になる。またスマレジ側では、プレミアムプラン(1店舗あたり月額4000円、税別)以上を契約すると利用できる。