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QNAP、NAS用OS最新ベータ「QTS 4.3.5」リリース

 台湾QNAP Systemsは、NAS用OSの最新ベータ版となる「QTS 4.3.5」をリリースした。

 QTS 4.3.5では、ネットワークや仮想スイッチのアプリが改善されたほか、ネットワークトポロジーマッピング、新たなVPNプロトコルなども含まれる。これにより、NASとコンテナー、仮想マシン、およびその他デバイス間の相互運用性が向上するという。

 このほか、SSDへの書き込みの増加を抑えて寿命を最大化することに加え、ランダム書き込みのパフォーマンスも向上する「SSDエキストラオーバープロビジョニング」により、NASへSSDを搭載した際によりメリットが高まるという。

 このほか、NASアプリのシステムログと、メールやSMS、インスタントとメッセージを含む各種の通知を1つのアプリに統合し、スムーズで簡単なNAS管理を実現する「通知センター」、ウイルス対策や脆弱性チェックなどにより、NASセキュリティを向上するNAS用セキュリティポータル「セキュリティカウンセラー」の新機能も搭載する。

 QNAPでは、9月25日までにフィードバックを行ったユーザーのうち、SSDプロファイリングツールのテストを行い、最も洞察的なフィードバックを提供した3人に9ベイNAS「TVS-951X」を無償で提供する。

 また、それ以外のQTS 4.3.5のベータテスターのうち、最も洞察的なフィードバックや建設的な提案を行った20人に、QNAP NAS用オプションのWi-Fi増設PCI Express拡張カード「QWA-AC2600」を無料で提供するキャンペーンを実施する。