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インプレスR&D、「ネクパブPODアワード2019」受賞作13点を発表
最優秀賞は「よこいしょういちさん」
2019年3月22日 17:56
株式会社インプレスR&Dは、AmazonのPODで出版された個人の書籍を対象とした「ネクパブPODアワード2019」の最優秀賞「よこいしょういちさん」など、全13点の受賞作を発表した。
ネクパブPODアワード2019は、2018年に実施された「POD個人出版アワード」から名称を変更したもので、今回で2回目。キャッチコピーは「進化する"著者になる夢"」となっており、出版内容、革新性、販売実績などが優れた書籍に贈られる。
対象書籍は2018年1月以降にAmazonにて出版され、2019年1月31日時点でAmazonにて販売実績のある作品。エントリーされた233点のうち最終選考に選ばれた41点から、最優秀賞(賞金50万円)1点、優秀賞(賞金20万円)6点を含む13点の受賞作品が発表された。この中には、100万円以上を売り上げた作品や、商業出版にはないユニークな作品などがある。
AmazonのPODサービスは、印刷可能なPDFファイルを用意するだけで、Amazon.co.jpで無料で書籍を販売できるもの。売り上げから、販売価格に応じた販売手数料と印刷ページ数に応じた印刷費を差し引いた金額が支払われる。
インプレスR&Dによれば、POD出版サービスが開始された約2年半で、Amazonでの累計販売額は1億円を超え、直近3カ月での月平均販売額は、中堅出版社に迫る1000万円規模にまで急成長を遂げているという。インプレスR&Dでは、今後もPOD出版サービスを通じ、出版の原点である著者およびユニークな知の流通を応援するとしている。