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TeamViewerジャパンとラックが協業、リモート接続ソリューションを安全に提供

 リモート接続ソリューションを提供するTeamViewerジャパン株式会社とセキュリティ企業の株式会社ラックが23日、包括的なパートナー契約を締結し、同日より協業を開始すると発表した。これを受けてラックでは、リモートアクセス製品「TeamViewer」を企業向けにライセンス販売するとともに、導入企業に対するセキュリティコンサルティングやユーザー教育も提供。企業における同製品を活用した業務変革・働き方改革を支援する。

 ラックによると、TeamViewerは、1)リモート接続ソリューション分野において接続性・安全性・拡張性・管理性など技術的な優位性がある、2)遠隔機器の保守やシステム利用者のリモートサポート、遠隔地の作業者への遠隔指導に適したAR機能がある、3)WindowsやMac OSだけでなく、AndroidやiOSなど多種多様なデバイスをサポートしている――といった特長があり、「企業の働き方改革に貢献できると同時に、ラックのセキュリティ対策の知見を活用することで、安全にリモート接続ソリューションを提供することが可能」としている。

 TeamViewerは、日本法人のTeamViewerジャパンを2018年に設立。エンタープライズ市場におけるユーザー拡大のための販売体制を強化しているという。